Windows 11のパソコンを使っていたら、突然音が出なくなりました。
音量を確認しても直らず、イヤホンを接続しても音が出ません。さらにWindowsには「出力デバイスが見つかりません」と表示され、デバイスマネージャーを確認すると「コード45」まで表示される状態です。
そこで、トラブルシューティングやデバイスマネージャーの確認、ドライバーの確認など、いくつかの方法を順番に試してみました。
最終的にはWindows 11をアップデートしたところ、特にサウンド関連の設定を変更することなく音が出るようになりました。
今回は、実際に試した方法と結果を中心に、Windows 11で音が出ないときに確認したいポイントをまとめます。
Windows 11で音が出ないときにまず確認すること
まずは、音量や出力先などの基本的な設定を確認します。
「設定」→「システム」→「サウンド」を開き、音量がミュートになっていないか、出力デバイスが表示されているか確認しましょう。
Bluetoothイヤホンや外部モニターなどを接続している場合は、別の機器が出力先として選択されている可能性もあります。
なお、Windows 11では環境によって「出力デバイスが見つかりません」「オーディオ出力デバイスがインストールされていません」など、表示されるメッセージが異なる場合があります。
今回のケースでは、出力デバイスそのものが表示されませんでした。
Microsoftによると、必要なオーディオドライバーが見つからない、古い、無効になっている、正常に読み込まれていないといった場合、Windowsでオーディオ出力デバイスが検出されないことがあります。
「出力デバイスが見つかりません」と表示されたときに試した7つの対処法
ここからは、実際に試した方法を順番に紹介します。
1. オーディオのトラブルシューティングを実行する
最初に試したのが、Windows 11の自動診断です。
画面の指示に従ってオーディオのトラブルシューティングを実行しましたが、今回は原因を特定できず、音も出ないままでした。
Windows 11では「ヘルプの取得」アプリから自動オーディオトラブルシューティングを実行できます。原因によっては自動的に修復できるため、最初に試しておきたい方法です。
2. サウンドデバイスが無効になっていないか確認する
次に、サウンドデバイスが無効になっていないか確認しました。
ところが、サウンドの設定画面には確認できるオーディオデバイス自体が表示されません。
そのため、単純に「デバイスが無効になっている」という状態ではなさそうでした。
デバイスが表示されている場合は有効になっているか確認できますが、そもそも表示されない場合は、デバイスマネージャーでさらに確認する必要があります。
3. デバイスマネージャーでオーディオデバイスを確認する
続いて、デバイスマネージャーを確認しました。
「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」の項目を見ましたが、警告マークが付いているデバイスはありませんでした。
ドライバーに問題がある場合は警告マークが表示されることもありますが、今回は見た目だけでは異常を判断できません。
そこで、「表示」メニューから非表示のデバイスも確認してみました。
4. 非表示のデバイスを表示して「コード45」を確認する
デバイスマネージャーで「表示」→「非表示のデバイスの表示」を選択すると、サウンドの項目に半透明で表示されるデバイスがありました。
そのデバイスのプロパティを確認すると、
現在このハードウェア デバイスはコンピューターに接続されていません。 (コード 45)
と表示されています。
さらに、
この問題を解決するには、このハードウェア デバイスをコンピューターに再接続してください。
というメッセージも表示されました。
パソコン内部にあるサウンド機能なのに、Windowsからは接続されていないデバイスとして扱われているようです。
Microsoftによると、コード45はWindowsがそのハードウェアを現在接続されていない状態として認識していることを示します。コード45が表示されたからといって、それだけで故障と判断できるわけではありません。
この状態になった場合は、「表示」→「非表示のデバイスの表示」に加えて、「操作」→「ハードウェア変更のスキャン」も確認してみるとよいでしょう。
5. パソコンを再起動し、イヤホンでも確認する
基本的な方法ですが、パソコンの再起動も試しました。
しかし、再起動しても状況は変わりませんでした。
さらに、イヤホンジャックにイヤホンを接続して確認してみましたが、こちらも音は出ません。
スピーカーだけの問題なのか、それともWindowsがオーディオデバイスそのものを認識できていないのかを確認するために試しましたが、イヤホンでも改善しませんでした。
6. BIOSやメーカーの管理ソフトを確認する
ここからは、パソコン側の設定も確認してみました。
まず、パソコンの再起動時にF2キーを連打してBIOS画面を起動しました。
ハードウェア関連の設定を確認しましたが、サウンドに関する項目は見つかりませんでした。そのため、今回のBIOS画面では特に変更できる設定はありませんでした。
BIOSの項目はパソコンのメーカーや機種によって異なります。サウンド関連の設定が見つからない場合は、無理に設定を変更する必要はありません。
さらに、パソコンメーカーが用意している管理ソフトも確認しました。
動作モードを「ターボモード」に変更してパソコンを再起動しましたが、こちらも音が出ない状態は変わりませんでした。
7. Windows 11をアップデートする
最後に試したのが、Windows 11のアップデートです。
「設定」→「Windows Update」を開き、利用可能な更新プログラムをダウンロードしてインストールしました。
そしてパソコンを再起動。
すると、今度は特にサウンド関連の設定を変更していないのに、音が出るようになりました。
正直なところ、「アップデートしたら直っていた」という感じです。
今回のケースでは、Windows Updateによって何らかの問題が解消された可能性はありますが、最終的に何が原因だったのかまでは特定できませんでした。
また、使用していたパソコンはすでにサポートが終了しており、メーカー公式ページからオーディオドライバーやトラブル関連の情報を入手することもできませんでした。
そのため、今回はWindows Updateが復旧のきっかけになったようです。
今回試した対処法と結果
実際に試した方法と結果をまとめると、次のようになりました。
| 対処法 | 今回の結果 |
| トラブルシューティング | 原因を特定できず、改善なし |
| サウンドデバイスの確認 | デバイス自体が表示されず |
| デバイスマネージャーの確認 | 警告マークなし |
| 非表示デバイスの確認 | 「コード45」を確認 |
| 再起動・イヤホン接続 | 改善なし |
| BIOS・メーカー管理ソフト | 改善なし |
| Windows Update | 音が出るようになった |
こうして並べてみると、最初の方法から順番に試していったものの、最後のWindows Updateまで音は戻りませんでした。
特に「コード45」が表示されたことで、Windowsがサウンドデバイスを正常に認識できていない可能性があることは分かりました。
それでも音が出ない場合は?
今回のようにWindows Updateで改善するケースもありますが、すべてのパソコンで同じ結果になるとは限りません。
Microsoftは、オーディオデバイスが検出されない場合、デバイスマネージャーでの確認、ハードウェア変更のスキャン、オーディオドライバーの更新・再インストール、トラブルシューティングなどを案内しています。
また、パソコンメーカーが専用のオーディオドライバーを提供している場合は、メーカー公式サイトからドライバーを確認する方法もあります。
それらを試しても改善しない場合は、ハードウェア側の問題も含めてメーカーのサポートを確認したほうがよいでしょう。
まとめ
Windows 11で突然音が出なくなり、「出力デバイスが見つかりません」という状態になったときは、まずサウンド設定やトラブルシューティング、再起動などの簡単な方法から試してみましょう。
それでも直らない場合は、デバイスマネージャーで「非表示のデバイス」を確認すると、普段は表示されていないオーディオデバイスが見つかることがあります。
今回のケースでは「コード45」が表示され、いろいろな方法を試しても改善しませんでしたが、最後にWindows 11をアップデートしたところ音が復旧しました。
結局、明確な原因までは分かりませんでした。ただ、音が出ないからといって、すぐにパソコンの故障と決めつける必要はなさそうです。
同じように「出力デバイスが見つかりません」と表示されて困っている場合は、簡単な確認から順番に試し、Windows Updateまで含めて一つずつ原因を切り分けてみてください。











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