パソコンだけでなく、AndroidスマホやiPadなども使っていると、「ウイルス対策ソフトは全部の端末に必要なの?」と迷います。
1台だけなら選びやすいのですが、端末が増えてくると「何台まで使える?」「スマホやタブレットにも対応している?」「毎年いくらかかる?」と気になることも増えてきます。
そこで今回は、ノートン360、ESET、ウイルスバスターなどを比較しながら、複数端末で使う場合の選び方をまとめました。
複数端末なら対応台数を確認しよう
複数の端末でウイルス対策ソフトを使うなら、まず確認したいのが「1つの契約で何台まで利用できるか」です。
製品によって対応台数は違うため、ここを確認せずに契約すると、あとからライセンスを追加することになるかもしれません。
たとえばノートン360プレミアムには最大10台まで利用できるプランがあります。WindowsやMacだけでなく、AndroidやiOSにも対応しています。
一方、ESET HOME セキュリティ プレミアムには最大5台までのプランがあります。
つまり、端末が少ないうちはESETでも十分ですが、端末数が増えてくると対応台数が選ぶポイントになってきます。
複数端末向けのウイルス対策ソフトを比較
代表的な製品をざっくり比較すると、次のようになります。
| 選択肢 | 複数端末への対応 | 費用感 | 特徴 |
| ノートン360プレミアム | ◎ | △ | 最大10台。VPNなどもまとめて利用できる |
| ESET HOME セキュリティ | ○ | ◎ | 最大5台。費用を抑えたい場合の候補 |
| ウイルスバスター トータルセキュリティ | ○ | ○ | 最大6台。国内向けのサービスも充実 |
| Bitdefender Total Security | ○ | ○ | Windows・Mac・Android・iOSに対応 |
| Microsoft Defender | △ | ◎ | Windowsに標準搭載されている |
ESET HOME セキュリティ プレミアムは、5台版が1年8,540円、3年14,520円です。Windows、Mac、Android、iOSに対応しています。
ノートン360プレミアムは最大10台版があり、1年13,380円、3年29,680円です。
ただし、料金やキャンペーンは変更される場合があるため、契約するときは公式サイトで最新の価格を確認しておきたいところです。
6台を超えたのでノートン360プレミアムを選びました
私の場合、複数のパソコンやスマホ、タブレットを使っていて、6台を超える構成になっています。
そこで気になったのが、ウイルス対策ソフトの対応台数でした。
ESETは5台までなので、私の環境では1つの契約だけでは足りません。
そこで候補になったのが、最大10台まで利用できるノートン360プレミアムです。
「ウイルス対策ソフトならノートンが一番」と考えたわけではありません。
単純に、自分が使っている端末数を1つの契約でまとめやすかったことが、ノートン360プレミアムを選んだ大きな理由です。
複数の端末を使っていると、端末ごとに別のセキュリティソフトを契約するより、まとめて管理できるほうが分かりやすいです。
このあたりは、複数端末を持っている人ならではの選び方かもしれません。
ESETは5台以内なら比較したい
「できるだけ費用を抑えたい」という場合は、ESETも候補になります。
ESET HOME セキュリティ プレミアムは5台版が用意されており、ウイルス・マルウェア対策に加えて、フィッシング対策やブラウザー保護などの機能があります。
さらにVPNなどの機能も用意されています。
3年版の5台プランは14,520円なので、1年あたりにすると約4,840円です。
ノートン360プレミアムの最大10台版と比べると、価格差はかなりあります。
ただし、単純に「ESETのほうが安いからお得」とは言い切れません。
対応台数だけでなく、VPNなどの付加機能を使うかどうかも含めて比較したほうがいいでしょう。
5台以内ならESET、6台を超えるならノートンのように、まずは自分の端末数から候補を絞ると分かりやすいと思います。
Androidスマホにウイルス対策ソフトは必要?
Androidスマホでは、不正なアプリやフィッシングサイト、詐欺メッセージなどへの対策を考えておきたいところです。
Google Playにはアプリをチェックする仕組みがありますが、スマホでWebサイトやSMSを利用する以上、フィッシング詐欺などへの注意も必要です。
セキュリティソフトには、危険なWebサイトやフィッシングサイトへの対策機能などが用意されています。
ESETやノートンなど、Androidに対応した製品もあります。
ただし、セキュリティソフトを入れておけば絶対に安全というわけではありません。
知らない送信元から届いたSMSのリンクを開かない、アプリは信頼できる場所からインストールする、銀行などの重要なサービスには公式アプリやブックマークからアクセスするといった基本的な対策も大切です。
iPadにウイルス対策ソフトは必要?
iPadの場合は、パソコンとは少し考え方が違います。
iPadOSにはアプリを分離して動かす仕組みなどがあり、Windowsパソコンと同じような感覚でウイルス対策ソフトを使う必要はありません。
一方で、iPadでもフィッシング詐欺や偽サイトなどへの注意は必要です。
そのため、iPadでは「ウイルスを駆除するため」だけではなく、
- フィッシングサイト対策
- 危険なWebサイトへの対策
- VPN
- 個人情報の監視
など、必要な機能があるかどうかで判断すると分かりやすいでしょう。
たとえば、外出先でフリーWi-Fiを利用する機会が多く、VPNを使いたいのであれば、セキュリティソフトを導入する理由になります。
逆に、自宅のWi-Fiを中心に利用していて、必要な機能も特にないのであれば、iPadまで有料ソフトを契約する必要があるか考えてみてもいいでしょう。
セキュリティソフトだけでフィッシング詐欺は防げる?
セキュリティソフトには、危険なWebサイトやフィッシングサイトを検知して、警告やアクセス制限を行う機能があります。
うっかり偽サイトを開いてしまったときの対策として役立ちます。
ただし、セキュリティソフトがすべてのフィッシング詐欺を防いでくれるわけではありません。
新しく作られた詐欺サイトなどは、検知できない可能性もあります。
そのため、
「怪しいメールやSMSのリンクは開かない」
「銀行や通販サイトは公式アプリやブックマークからアクセスする」
「URLを確認してからIDやパスワードを入力する」
といった基本的な対策も重要です。
セキュリティソフトと普段の使い方、この2つを組み合わせるのが安心です。
複数端末なら何を選べばいい?
ここまでを簡単に整理すると、次のようになります。
| こんな人 | 検討しやすい選択肢 |
| 端末が多く、1つの契約にまとめたい | ノートン360プレミアム |
| 5台以内で費用を抑えたい | ESET HOME セキュリティ |
| 最大6台までで国内向けサービスも重視したい | ウイルスバスター |
| 複数のOSをまとめて保護したい | Bitdefender Total Security |
| Windows PCの基本的な対策ができればいい | Microsoft Defender |
どれか1つが、すべての人に向いているわけではありません。
まずは自分が使っている端末数を確認して、その台数に対応している製品を探す。
そのうえで、VPNや個人情報監視などの付加機能が必要か、年間いくらまでなら払えるかを考えると選びやすくなります。
私の場合は6台を超える構成だったため、5台までのESETでは足りず、最大10台まで利用できるノートン360プレミアムを選びました。
複数端末を使っていると、「ウイルス対策ソフトの性能」だけでなく、何台までまとめて管理できるかも重要な選択基準になります。
これからセキュリティソフトを選ぶなら、まず端末数を数えてみるところから始めてみるといいと思います。










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