日差しが強くなってくると、外に出るだけでクラクラしてしまいます。水分補給はしっかりしているつもりでも、体が熱を持ってしまって暑さが抜けないことってあります。そんなときにためしてみたいのが、最近話題になっているアイスラリーです。
アイスラリーは細かい氷と液体が混ざり合ったシャーベット状のドリンクで、効率よく体を冷やせる熱中症対策として注目を集めています。実は特別な機械がなくても、普段使っているペットボトルで簡単に作ることができます。今回は、アイスラリーの魅力や簡単な作り方をご紹介します。
熱中症対策で話題のアイスラリーとは
アイスラリーとは、非常に細かい氷の結晶と液体が一緒になった飲み物のことです。イメージとしては、すりつぶした氷とドリンクが混ざり合ったとろみのあるシャーベットに近い感覚です。
アイスラリーの大きな魅力は、体を内側から冷却できる点にあります。暑い日の外出前や運動をする前に飲んでおくことで、あらかじめ体温の上昇を抑えるプレクーリングという熱中症対策に役立ちます。
普通に冷たい飲み物を飲むのと何が違うの?
冷たいジュースやスポーツドリンクを飲むだけでも涼しく感じますが、アイスラリーは冷やす効率が大きく異なります。
その理由は、氷が体に吸収されるときに起こる融解熱の働きにあります。氷が液体に変化するとき、周囲からたくさんの熱を奪う性質があります。そのため、同じ温度の冷たい液体を飲むよりも、氷を含んだアイスラリーを飲むほうが、体の中心部分の温度を素早く下げることができるのです。
また、液体のなかに細かい氷粒が均一に浮かんでいる状態なので、喉を通りやすく、スムーズに体内に取り込めるのも嬉しいポイントです。
一番手軽!ペットボトルで作るアイスラリーの簡単な手順
アイスラリーは、家にあるペットボトルのドリンクを使えば、揉んだりミキサーを使ったりせずに作ることができます。
用意するもの
- 500mlのペットボトルに入ったお好みのスポーツドリンク:1本
作り方の手順
- ペットボトルに空間を作る
まず、ペットボトルのドリンクを半分ほどコップなどにあけておきます。中身を減らして空間を作っておくことが大切なコツです。
- 斜めにして凍らせる
中身を減らしたペットボトルを、冷凍庫のなかで斜めに傾けて寝かせた状態で凍らせます。斜めにすることで氷の表面積が広くなり、後で混ぜやすくなります。
- 液体を注いで振る
カチカチに凍ったら取り出し、最初にコップへ取り分けておいた液体のドリンクを注ぎ入れます。あとはキャップをしっかり閉めて、ガシガシと上下に振るだけです。
シャカシャカと力強く振ると、固まっていた氷が崩れて一気にシャリシャリの液体に変わっていく感覚があって楽しくなります。
お出かけ時に持ち出すときは、100円ショップなどで手に入る保冷ペットボトルカバーに入れておくと、シャリシャリとした心地よい冷たさが長持ちします。

アイスラリー作りに適しているおすすめドリンク
アイスラリーを作るときは、水やお茶よりも、適度な糖分や塩分が含まれたドリンクを選ぶのがおすすめです。糖分や電解質が含まれていると、凍ったときに氷の結晶が硬くなりすぎず、滑らかな食感になりやすいためです。
おすすめのドリンク例
- ポカリスエット:体への吸収が早く、アイスラリー作りの定番です。
- アクエリアス:スッキリした味わいで、運動前後の水分補給にぴったりです。
- 世界のキッチンから ソルティライチ:塩分とフルーティーな甘さのバランスが良く、暑い日でもおいしく飲めます。
避けたほうがいいドリンク
ゼロカロリーの表示があるドリンクは糖分が少なく、氷がガチガチに固まりやすいため避けたほうが無難です。また、炭酸飲料は凍らせたり振ったりすると破裂する危険があるため、絶対に使用しないでください。
美味しく飲むためのポイントと注意点
実際に作って飲んでみると実感できますが、アイスラリーは体の内側から一気に冷えていく感覚があります。
そのため、勢いよく一気に飲んでしまうと、口のなかが冷えすぎて痛くなったり、頭がキンキンしてしまったりすることがあります。一気に飲み干すのではなく、口のなかで少しずつ溶かすようにゆったり摂取していくのが、美味しく身体を冷やすコツです。
まとめ
ペットボトルを使ったアイスラリーの作り方を知っておけば、暑い日の外出や作業もぐっと楽になります。半分飲んで斜めに凍らせ、液体を足して振るだけなので、思い立ったときにすぐ試せる手軽さも魅力です。
飲むときは無理をせず、一口ずつゆっくり味わいながら楽しむのがおすすめです。自分に合ったドリンクを見つけて、冷たくておいしいアイスラリーで暑い夏を快適に乗り切っていきましょう。










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