最近、家の固定電話が鳴った記憶はありますか。わが家では、たまに呼び出し音が響いたと思ったら、怪しい自動音声のアンケートや不用品回収の営業、あるいはヒヤッとするような詐欺まがいの電話ばかりでした。大事な連絡はすべてスマホに来る時代なのに、鳴るたびに「また営業か」と警戒する時間そのものがもったいないと感じるようになったのです。
そこで一念発起し、長年リビングにあった固定電話の契約をなくすことにしました。結果からお伝えすると、無駄な出費が減っただけでなく、驚くほど家の中が静かになり、心まですっきりしました。今回は、不要な電話に振り回される生活を卒業した一部始終と、事前に知っておきたい注意点をお届けします。
なぜ?固定電話をやめる人が増えている理由
世間でも、固定電話を解約したり、そもそも新居に設置しなかったりする人が増えています。主な理由は大きく分けて3つあります。
- 営業電話や詐欺電話の多さ
わが家では、かかってくる電話の多くが望まない勧誘や自動音声による案内でした。大切な時間を奪われるだけでなく、防犯上のリスクから「鳴っても出ない」のが日常茶飯事になっている家庭も少なくありません。 - スマホの完全な普及
ひとり一台スマホを持つのが当たり前になり、家族間の連絡も通話アプリで事足ります。わざわざ「家に電話をかける」という行為そのものが減少しました。 - 固定費の削減
使っていない機能に対して、毎月料金を支払い続けるのはもったいないと考える人が増えたためです。
固定電話を解約して困る人・困らない人
固定電話をなくして後悔しないために、どのような人に固定電話が必要なのか、表にまとめて整理しました。
| 固定電話を残した方がいい人(困る人) | 固定電話を解約しても大丈夫な人(困らない人) |
| 高齢の家族が固定電話での連絡に慣れている | 家族全員がスマホを使いこなしている |
| 自宅で店舗経営をしていて固定番号が必要 | 個人としての利用のみで、仕事の連絡はスマホ |
| 仕事や地域活動でFAXを頻繁に利用する | FAXの利用予定が一切ない |
| 登録先が多く変更手続きが絶対に嫌である | スマホへの番号変更手続きが苦にならない |
わが家の場合は、家族全員がスマホをメインに使っており、FAXも必要性がなかったため、固定電話でなければならない理由はありませんでした。
解約する前に確認したいチェックリスト
わが家が実際に動く前に確認した、最低限クリアしておくべきチェックリストです。手続きの漏れを防ぐために参考にしてください。
- インターネットとのセット割引
自宅のネット回線やスマホと固定電話をセットにすることで、毎月の通信費から割引を受けている場合があります。電話だけを解約したときに全体の月額料金がどう変わるか、事前にマイページなどで確認しておくと確実です。 - 登録している電話番号の変更
銀行、クレジットカード、保険会社、各種ネットショップなどに登録している番号を、あらかじめスマホの番号へ書き換えておきます。 - 高齢の親族への連絡手段
「実家の親がこの番号を覚えている」という場合は、事前にスマホの番号を改めて伝えておく必要があります。 - FAXの利用有無
完全にペーパーレス化できているか、確認しておきましょう。
スピード解決!わが家の解約体験談と入力項目
わが家の場合は昔ながらの加入電話(アナログ回線)を利用していましたが、解約の手続きは契約先の案内に従ってWeb申し込みで行いました。
大まかな流れとしては、公式サイトの製品・サービス一覧などのページから「ご利用中のサービスの解約」を選択し、該当する電話回線の種類を選んで「解約のお申込みに進む」といった形で進めていきます。
実際のWeb申請画面で入力したのは、以下のような項目でした。
- 解約する電話番号
- ご契約区分
- ご利用場所住所
- ご連絡先メールアドレス
- ご契約サービスのお支払方法
- 解約希望日
- お手続き完了後のご案内メッセージ
- 郵便物送付先住所
画面の案内に従ってこれらを入力していく形だったので、15分程度であっという間に作業が終わりました。オペレーターによる引き止めに合うこともなく、自分のペースでサクッと完了できたので良かったです。
(※注:契約の形態や会社によっては、Web完結できず電話や書面での手続きが必要なケースもあります)
廃止の当日、壁のコンセントから電話線を抜き、機器を片付けました。
本音で語る!解約のメリットと不便になったデメリット
実際に固定電話の無い生活を送ってみて、感じた変化を本音でレビューします。
メリット
- 日中のストレスが激減した
突然鳴り響く呼び出し音にビクッとさせられたり、作業を中断してディスプレイを確認しに行ったりする無駄な動きがゼロになりました。自分だけの時間を邪魔されない快適さは想像以上です。 - 固定費の基本料金分が不要になった
毎月なんとなく支払い続けていた電話の基本料金を削ることができました。一度手続きをしてしまえば、これから先はずっと自動的に節約になり続けるのが嬉しい点です。 - 部屋のスペースが広がった
電話機と配線がなくなったことで、棚の上がすっきりして掃除もしやすくなりました。
デメリット
- 登録先の洗い出しが意外と面倒だった
銀行や保険などの登録情報を確認していると、思った以上に固定電話番号を登録しているサービスが見つかりました。事前の変更手続きをまとめて行う必要があり、少し手間に感じました。
固定電話の解約費用はかかる?
解約にあたって気になる費用ですが、契約内容によって異なります。工事費の残債や撤去費用、契約期間によっては違約金が発生する場合もあるため、事前に契約会社へ確認しておくと安心です。
まとめ:無駄を削って快適な毎日へ
わが家の場合、解約後に「やっぱり固定電話が必要だった」と感じる場面は今のところありません。
長年そこにあるのが当たり前だった固定電話を手放すのは少し勇気が必要でしたが、いざ無くしてみると我が家にとっては良いこと尽くしでした。浮いたお金は、不快な勧誘を呼び込む窓口を維持するためではなく、自分の楽しみに回せるので気持ちも一気に軽くなります。
もし、かかってくるのが営業電話ばかりでモヤモヤしているなら、まずは「本当に必要な番号か」を一度チェックしてみてはいかがでしょうか。











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