先日、契約しているソフトバンクから1通のメールが届きました。
内容は、現在利用しているミニフィットプラン+が2026年7月から値上げされるというお知らせです。
改定によって、月額基本料金が一律で330円プラスされることになりました。
月々で見ると小さな差に思えますが、年間で計算すると3,960円の値上げです。
こうした固定費の改定通知は、いつ見ても少し身構えてしまいます。
私は日頃から、毎月のデータ通信量が1GB以内に収まるように工夫して生活しています。
外で動画を見たり大きなデータをダウンロードしたりすることは避け、データ通信を行う場合は自宅などのWi-Fi環境で行うことを徹底してきました。
1GB未満に抑える努力を続けているからこそ、この年間約4,000円近い負担増は、金額以上に大きなインパクトを感じました。
そこで、この値上げをきっかけに、現在のスマホプランをこのまま維持するべきか、それとも他社への乗り換えを含めて見直しを行うべきか、真剣に計算してみることにしました。
値上げ後の料金と現状の不満
まずは、2026年7月以降のミニフィットプラン+の具体的な料金設定を確認しておきます。
このプランはデータ使用量に応じて段階的に料金が上がっていく仕組みですが、1GB以下の区分でもしっかりと値上げの影響を受けます。
| データ使用量 | 改定前の月額料金 | 改定後の月額料金 |
| 1GB以下 | 3,278円 | 3,608円 |
| 2GB以下 | 4,378円 | 4,708円 |
| 3GB以下 | 5,478円 | 5,808円 |
※掲載している料金・サービス内容は2026年5月時点の情報です。
Wi-Fiを駆使して1GB未満に抑えても、毎月3,608円の基本料金がかかる計算になります。
各種割引が適用されていない状態の金額とはいえ、ほとんどデータ通信を使っていない身としては、少々割高に感じられます。
今回の改定については、通信品質の向上や新しい通信サービスへの対応などが理由とされていますが、Wi-Fiメインで過ごしている私にとっては、あまり恩恵を感じられないアップデートでした。
ポイント還元とスマホ代の損得勘定
ソフトバンクから乗り換えるにあたって、一番の懸念点となったのがポイント還元への影響です。
現在、ソフトバンク契約に付帯しているLYPプレミアム特典により、ヤフーショッピングや提携の電子書籍サービスなどを利用する際、高いポイント還元や割引クーポンを自動で利用できています。
もしソフトバンクをやめて他社の格安プラン等に移行した場合、この自動付帯の権利が利用できなくなります。
ポイントの還元率は、開催中のキャンペーンや支払い方法などの条件によって細かく変動しますが、執筆時点での私の利用条件で計算してみたところ、移行後は還元率が約4%分下がる見込みでした(※ポイント制度や還元率は変更される場合があります)。
ここで、現状維持と格安プラン(今回は3GBまで月額990円で使えるLINEMOのベストプランを想定)への乗り換えで、どちらがトータルでお得になるのかをシミュレーションしてみました。
- 現状維持(ソフトバンク・1GB以下):年間のスマホ代 43,296円
- LINEMOへ移行(ベストプラン):年間のスマホ代 11,880円
- 1年間のスマホ代の差額:31,416円
スマホを乗り換えるだけで、年間約31,400円の現金が浮くことになります。
この差額を、買い物時の「約4%分のポイント差」だけで取り戻そうとした場合、年間にどれくらいの買い物をしなければならないかを数式にしてみました。
$$31,416 \div 0.04 = 785,400$$
結果は、年間で約79万円です。
つまり、ヤフーショッピングや関連サービスで年間約79万円以上、月平均で約6万5,000円以上の買い物をし続けていない限り、金額面だけで考えるとソフトバンクのまま高いスマホ代を支払い続ける方が損になるという事実が判明しました。
逆に言えば、私と同じような利用条件でヤフーショッピングや電子書籍サービスなどを年間80万円近く利用している人であれば、ポイント還元によってスマホ代の差額を埋められる可能性があります。
さらに、同じ条件の契約が家族で複数回線ある場合、元を取るために必要な買い物額は年間約160万円、約240万円規模という非常に大きな数字になっていきます。そのため、ライトユーザーの家族であればあるほど、まとめて見直しを行った方が良いという結論に至りました。
自分に合ったプランの見極め手順
今回の計算を経て、我が家では回線を見直す価値が十分にあると判断しました。
同じように悩んでいる方がスムーズにプランを判定できるよう、見直しの手順を整理しました。
- 手順1:直近1年間のヤフーショッピング等の年間利用額を大まかに把握する
- 手順2:年間利用額が約79万円(同じ条件の家族がいるならその倍数)を超えているか判定する
- 手順3:超えていなければ、スマホ代を下げる方向で乗り換え先を選定する
- 手順4:家族の意向や、自宅のインターネット割引の有無を確認する
乗り換え先の候補としては、手続きをすべてネットで完結できて月額990円に抑えられるLINEMOのベストプランや、月額料金は少し上がっても家族割引やLYPプレミアム特典を維持できるワイモバイルなどが有力な選択肢になります。
どうしてもポイント還元率を落としたくない場合は、スマホをLINEMOにして、月額508円のLYPプレミアムに個別で加入するという方法もあります。
これなら月額1,498円で、高い還元率を維持したままソフトバンク時代より毎月2,000円以上節約できます。
見直しを検討してみた感想と注意点
今回は値上げの通知をきっかけに重い腰を上げて計算してみましたが、数字として客観的に比較することで、自分がどれだけ通信費にコストをかけていたかが明確になりました。
毎月データ量を気にしながらWi-Fiを探していた行動が、プランを変更するだけでしっかりとした節約という成果に繋がることが分かり、とても前向きな気持ちになっています。
ただし、乗り換えを進める際にはいくつか注意すべき点もあります。
- 自宅のインターネット回線とのセット割引(おうち割)が組まれている場合、自分が抜けることで家族全体の割引額が減り、想定したほど節約にならないケースもあるため注意すること
- オンライン専用プランに乗り換える場合、実店舗でのサポートが受けられなくなるため、事前の手続き内容をよく読んでおくこと
通信会社の切り替えには多少の手間がかかりますが、一度手続きを済ませてしまえば、その後は自動的に毎月の固定費が安くなり続けます。
7月の改定時期に向けて、今のうちに現在の契約内容や利用状況をマイページでチェックし、一番納得のいくプランへの移行を進めていこうと思います。
値上げの通知は嫌なものですが、固定費を見直す良いきっかけとして前向きに捉えれば、家計を大きく改善する絶好のチャンスになるのかもしれません。









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