カラスの巣作り時期はいつまで?ラプンツェルの髪もハンガーも彼らには「建材」

カラスの巣作り時期はいつまで?ラプンツェルの髪もハンガーも彼らには「建材」

最近の散歩道は、あちこちで春の建築ラッシュが続いています。空を見上げれば、そこかしこでカラスたちが忙しそうに飛び回っており、どうやら子育てに向けたマイホーム作りの真っ最中のようです。ただ、彼らの家づくりは人間にとっては少しばかりスリリングな側面を持っています。

先日もいつものルートを歩いていると、少し前を歩いていたサラリーマン風の男性が、突如として背後からカラスに襲撃される場面に遭遇しました。カラスは音もなく背後から近づき、後頭部を蹴りつけるようにして飛び去っていきました。突然の出来事に男性も驚いていましたが、見ているこちらも足がすくむような光景でした。

調べてみると、カラスの繁殖サイクルは今の時期、非常に活発な段階にあるようです。

  • 2月から3月:巣作り(小枝やハンガーなどを集める時期)
  • 4月から5月:産卵・抱卵(卵を温める時期)
  • 5月から6月:育雛(ヒナにエサをあげる時期)
  • 6月から7月:巣立ち

今はまさに産卵から育雛にかけてのデリケートな期間で、親ガラスは縄張りに近づくものに対して非常に敏感になっています。あの鋭い爪で狙われるのは、正直言ってかなりの恐怖です。

目次

カラスが選ぶ一等地の見極め

注意深く周囲を観察しながら散歩を続けてみると、短期間で3か所も巣を発見してしまいました。彼らが選ぶ場所には、それぞれ特徴があるようです。

1か所目は、道路沿いの大きな木の上。これは非常にオーソドックスな場所ですが、葉が茂ってくると外からは全く見えなくなります。気づかずに真下を通って威嚇されるのが一番怖いので、場所をしっかり記憶しておくことにしました。

2か所目は、運動公園にある高い照明器具の上です。ここは人間が手出しできない高さにあるため、カラスにとっては非常に安全な、展望の良いタワーマンションのような物件なのでしょう。公園を利用する人が多い場所なので、今後の警戒が必要です。

そして3か所目は、電柱の上でした。これは見過ごせません。カラスは巣の材料にクリーニングの針金ハンガーなどを平気で使います。それが電線に触れれば、地域一帯を巻き込む停電を引き起こす可能性があります。そのため、見つけた直後に電力会社へ連絡を入れました。迅速に対応して撤去してもらえたので、ひとまずは安心です。

ニュースで見た驚きの建材

カラスの素材選びについて話題のニュースがありました。東京ディズニーランドのファンタジースプリングスにある、ラプンツェルがカラスに襲われている映像です。

パレードなどの出演者ではなく、設置されているキャラクター像なのですが、カラスはそのラプンツェルの象徴ともいえる長い金髪を狙っていました。カラスにとっては、軽くて丈夫で、巣の断熱材として最高に魅力的な素材に見えたのかもしれません。像が穏やかに微笑み続けているその頭上で、カラスが必死に髪の毛をむしり取ろうとしている姿は、どこかシュールで笑ってしまいましたが、同時に彼らの執着心の強さを感じて少し怖くもなりました。

私たちの身の回りにあるものも、彼らの目を通せば立派な建材リストに含まれているのでしょう。針金ハンガーだけでなく、ビニール紐や動物の毛、あるいはラプンツェルのような合成繊維まで。彼らは利用できるものは何でも利用する、非常に合理的な建築家だといえます。

安全な散歩を続けるための対策

しばらくの間、この子育てシーズンが続く限り、散歩にはそれなりの覚悟が必要です。カラスは個体を識別する能力に長けているという説もあるので、電柱の巣を撤去させた犯人だと疑われないように、これからは怪しまれない程度の通りすがりを装うつもりです。

具体的な対策として、まずは後頭部を守ることが重要です。カラスは基本的に死角から攻撃してくるため、帽子をかぶるだけでも安心感が違います。また、威嚇されたときはカバンを高く掲げたり、傘を差したりして、自分の頭よりも高い位置に物がある状態を作ると、羽が当たるのを嫌がって近寄ってこなくなるそうです。

それでも、毎日ビクビクしながら歩くのは健康に良くありません。ヒナが巣立つまでの1ヶ月ほどは、思い切ってルートを変更してみるのも手かもしれません。街路樹の少ない開けた道を選んだり、普段は通らない路地を探索してみたりすることで、カラスの恐怖を避けつつ、新しい景色を発見する機会にしてみようと考えています。

もし皆さんの近所でも、電柱の上に枝やハンガーが積み重なっているのを見つけたら、早めに電力会社に伝えてみてください。思わぬトラブルを防ぐことができます。

さて、明日はどの道を歩きましょうか。カラスの家づくりを遠くから見守りつつ、安全第一で春の空気を楽しみたいと思います。皆さんも、頭上と背後には十分気をつけてお過ごしください。

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