サイバー攻撃による被害のニュースを目にする機会が増えました。自分には関係ないと思っていても、いつ被害に遭うかは分かりません。
そこで、身の回りのセキュリティ設定を見直すことにしました。今回は、利用している楽天証券でパスキーの設定方法を確認し、取引やサービスを一時的に停止できるロック機能についても調べました。
すべてのリスクをなくすことはできませんが、自分でできる対策は進めておきたいところです。
楽天証券で見直したい2つのセキュリティ設定
今回、確認したのは次の2つです。
- パスキー認証: 顔認証・指紋認証・PINなどを使ってログインする仕組み
- 取引ロック: 必要に応じてログインや取引、出金などを一時的に制限する仕組み
パスキーは、パスワードの漏えいやフィッシング詐欺による不正アクセスのリスクを減らすための対策です。楽天証券では、端末のロック解除方法を使って本人確認を行います。
一方、取引ロックは、スマートフォンの紛失や不正アクセスが疑われる場合などに備える機能です。停止する範囲を選べるため、どのような制限があるのかを事前に確認しておくとよさそうです。
楽天証券のパスキーを設定する方法
パスキーは、対応するスマートフォンやパソコンなどで作成できます。画面の表示や操作は端末やOS、ブラウザによって異なる場合があります。
スマートフォン(iPhone・Android)
- スマートフォンで楽天証券にログインする
- 「パスキーを作成する」を選択する
- ログインIDなどの表示内容を確認する
- 画面の案内に従ってパスキーの追加を進める
- 顔認証・指紋認証・PINなどで本人確認を行う
これでパスキーを作成できます。
Windowsパソコン
Windowsパソコンでは、Windows Helloなどを利用してパスキーを作成できます。
- 楽天証券にログインし、「パスキーを作成する」を選ぶ
- 表示された認証画面で保存先を確認する
- Windows Helloを利用する場合は、画面の案内に従って設定する
- PINや顔認証などで本人確認を行う
楽天証券の案内では、パスキーの保存先にも注意が必要です。Windowsで設定する場合は、公式の操作ガイドを確認し、案内されている方法で作成しましょう。
Mac
Macでは、対応するブラウザなどから画面の案内に従ってパスキーを作成します。Touch IDやパスワードなどで本人確認を行い、選択した保存先にパスキーを保存します。
パスキーを作成したら、実際にログインできることも確認しておくと安心です。
詳しい操作方法は、楽天証券のパスキー認証ページで確認できます。
楽天証券の取引ロックは5種類
楽天証券には、取引やサービスを一時的に停止する機能があります。停止する範囲は、次の5種類から選べます。
| 設定の種類 | ログイン | 投資信託の買付 | 投資信託の売却 | 出金 |
| 投資信託の買付以外を停止 | 可能 | 可能 | 停止 | 停止 |
| 投資信託と出金以外を停止 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 |
| 外国株式のみ停止 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 |
| すべての取引を停止 | 可能 | 停止 | 停止 | 停止 |
| ログイン・すべての取引を停止 | 停止 | 停止 | 停止 | 停止 |
※上表は主な項目を抜粋したものです。外国株式や入金などの扱いも設定によって異なります。詳細は楽天証券の公式ページで確認してください。
取引ロックは、制限を強めるほど普段の取引にも影響します。投資信託の積立や注文中の取引がある場合は、設定前に注意事項を確認しておきましょう。
楽天証券で取引ロックを設定する方法
楽天証券の取引ロックは、PCサイトとスマホサイトのどちらからでも設定できます。画面の表示や操作が異なるため、それぞれの手順を紹介します。
設定には、登録電話番号を利用したワンタイムキーによる本人確認が必要です。事前に登録電話番号が現在も使えることを確認しておきましょう。
PCサイトで設定する方法
- 楽天証券のPCサイトにログインする
- 「セキュリティ設定」を選択する
- 「取引の一時的な利用停止」タブを開く
- 「取引やサービスの一時的な利用停止」に進み、「設定」を押す
- 希望する利用停止の種類を選び、「認証へ進む」を押す
- 登録電話番号を選択し、「ワンタイムキーを通知」を押す
- 電話の音声ガイダンスで6桁のワンタイムキーを確認する
- 画面に6桁の数字を入力し、「次へ」を押す
設定完了画面が表示されたら手続きは完了です。「セキュリティ設定」から、現在の利用停止状況を確認できます。
スマホサイトで設定する方法
- 楽天証券のスマホサイトにログインする
- 「マイメニュー」から「セキュリティ設定」を選択する
- 必要に応じて再認証を行う
- 「取引の一時的な利用停止」タブを選択する
- 「取引やサービスの一時的な利用停止」に進み、「設定」を押す
- 希望する利用停止の種類を選び、「認証へ進む」を押す
- 登録電話番号を選択し、「ワンタイムキーを通知」を押す
- 電話の音声ガイダンスで6桁のワンタイムキーを確認し、画面に入力する
- 「次へ」を押して、設定完了画面を確認する
スマホサイトでは、ログイン後に「マイメニュー」から進む点がPCサイトとの主な違いです。
なお、セキュリティ設定画面を開く際の再認証方法は、ログイン方法によって異なります。ID・パスワードでログインした場合はメールアドレスによるワンタイムキー認証、パスキーでログインした場合はパスキー認証となります。
設定した取引ロックを解除する方法
取引ロックを解除する場合も、PCサイトまたはスマホサイトから手続きできます。
ログインできる設定の場合は、セキュリティ設定画面から「取引やサービスの一時的な利用停止」に進み、「解除」を選択します。その後、登録電話番号を利用した本人確認を行い、画面の案内に従って手続きを進めてください。
ただし、「ログイン・すべての取引を停止」を設定している場合は、通常のログインができません。この場合は、自動音声ダイヤルによる解除方法を確認しましょう。
設定前に解除方法も把握しておくと、必要なときに慌てずに対応できます。
できるセキュリティ対策から進めておきたい
今回は、楽天証券のパスキーと取引ロックについて確認しました。
パスキーは不正ログインへの対策になり、取引ロックは必要なときにログインや取引などを制限するための機能です。それぞれ役割が異なるため、両方の仕組みを知っておくことに意味があります。
もちろん、これだけですべてのサイバー攻撃を防げるわけではありません。ログイン履歴や通知も確認しながら、利用しているサービスのセキュリティ設定を定期的に見直していきたいと思います。
参考リンク












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