「好きなものは何ですか?」と聞かれた時、すぐに答えられるでしょうか。
好きな食べ物や趣味、好きな作品などはいくつか思い浮かぶものの、「なぜ好きなのか」「どんなところに惹かれているのか」まで考える機会は意外と少ないものです。
また、自分では好きだと思っているものでも、よく考えると流行していたから興味を持った、周りの人がおすすめしていたから選んだ、ということもあります。
もちろん、きっかけが周囲からの影響でも、長く楽しめるものなら自分にとって大切な「好き」です。
ただ、自分がどんなものに心を動かされるのかを知っておくと、新しいものを選ぶ時の基準になります。
今回は、好きなものを集めて整理し、自分の好みの傾向を見つける方法について紹介します。
自分の「好き」は意外と周りの影響を受けている
私たちは普段、さまざまな情報に囲まれています。
テレビやインターネット、SNSなどで紹介されているものを見ると、「人気があるから試してみたい」「多くの人がおすすめしているから良さそう」と感じることがあります。
例えば、話題になっている映画を見たり、流行している服を買ったり、人気の商品を使ってみたりすることもあるでしょう。
その中から本当に気に入るものが見つかることもあります。
一方で、時間が経ってから「なぜこれを選んだのだろう」と感じることもあります。
大切なのは、流行や周囲の影響を受けないことではありません。
「自分はどこに魅力を感じたのか」を考えてみることです。
好きになった理由を振り返ることで、自分が大切にしている価値観や好みの傾向が見えてきます。
好きなものを書き出すと自分の好みを知るきっかけになる
自分の好みを知るためには、まず好きなものをリストにしてみる方法がおすすめです。
私の場合は、スマホのGoogle Keepメモを使っています。
思いついた時にすぐ書けるため、「この本が好き」「この食べ物をまた食べたい」「この商品は使いやすい」と感じた瞬間に記録できます。
その場では理由まで詳しく考えなくても問題ありません。
まずは「好き」と感じたものをためておき、後からまとめて整理します。
好きなものは、以下のように幅広く書き出してみると発見があります。
| 項目 | 書き出す内容 |
| 音楽 | 好きな曲、メロディ、聴くと落ち着く場面 |
| 本・小説 | 好きな作品、印象に残った言葉や場面 |
| アニメ・映画・ドラマ | 好きな作品、キャラクター、好きなシーン |
| 俳優 | 好きな人物、演技、雰囲気 |
| 食べ物 | 好きな料理、パン、味、食感 |
| 服 | よく選ぶ色、デザイン、着心地 |
| 感覚 | 好きな色、香り、季節、天気 |
| 場所・時間 | 落ち着く場所、楽しい時間帯 |
ジャンルだけではなく、「どこが好きなのか」まで書くことがポイントです。
好きな理由を掘り下げると共通点が見えてくる
好きなものを集めたら、次は共通点を探してみます。
例えば、好きな映画やアニメを振り返った時に、単純に「面白い作品が好き」ではなく、
- 努力して成長する主人公の話が好き
- 仲間との関係が描かれている作品が好き
- 最後に前向きな気持ちになれる展開が好き
という傾向が見えてくるかもしれません。
また、好きな服や道具を整理すると、
- シンプルなデザインを選ぶことが多い
- 長く使えるものに魅力を感じる
- 便利になる工夫が好き
といった特徴が分かることもあります。
「何が好きか」だけではなく、「なぜ好きなのか」を考えることで、自分でも気付かなかった好みが見えてきます。
好みの傾向が分かると次の「好き」を見つけやすくなる
自分の好みが分かると、新しいものを探す時にも役立ちます。
例えば、落ち着いた雰囲気の作品が好きだと分かれば、今まで知らなかった作品でも自分に合いそうか判断しやすくなります。
買い物でも、「人気だから選ぶ」だけではなく、「自分が大切にしている特徴があるか」を基準にできます。
好きなものを分析することは、選択肢を減らすことではありません。
むしろ、自分に合ったものを見つけるためのヒントになります。
好きなものリストは自分を知るためのメモになる
自分の好きなものは、意外と分かっているようで整理できていないものです。
流行や周囲の影響から興味を持ったものでも、そこから自分に合うものを見つけることはできます。
大切なのは、「なぜ好きなのか」を考えてみることです。
好きな音楽、好きな本、好きな食べ物、好きな服、好きな場所などを書き出していくと、自分が心地よいと感じるものの共通点が見えてきます。
そして、その傾向を知ることで、これから新しい「好き」を探す時にも役立ちます。
スマホのメモに気になったものを書きためて、後から整理してみる。
そんな簡単な方法でも、自分自身の好みを見直すきっかけになります。










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