鳥のフンは真下に落ちない?ハトを見て分かった意外な習性と対策

鳥のフンは真下に落ちない?ハトを見て分かった意外な習性と対策

日課の散歩を楽しんでいたときのことです。ふと上を見上げると、電線に一羽のハトが止まっていました。よくある街の風景ですが、次の瞬間に起こった出来事が、これまでの私の常識をひっくり返しました。

私が見たそのハトは、おもむろに向きを変えてこちらにお尻を向けたかと思うと、見事な放物線を描いてフンをしたのです。「びちゃびちゃびちゃっ!」という激しい音とともに迫ってきたフン。想像以上の量と勢いで、幸い直撃は免れたものの、心臓が飛び出るほど驚きました。

鳥のフンといえば、重力に従って真下にポタリと落ちてくるものだと思っていませんか。実はそれは思い込みかもしれません。電線の下を歩くときは、真下だけでなく、少し離れた位置も含めて警戒する必要があるのだと痛感させられました。

目次

鳥のフンは真下に落ちない?鳥の習性を解説  

今回の件で特に驚いたのは、ハトがわざわざ向きを変えてから排泄をした点です。まるで狙いを定めたかのような動きに呆然としてしまいましたが、これには鳥の習性が関係しているようです。

野鳥の生態に関する資料などを見ると、鳥は自分の巣や体を汚さないように、外側に向けて排泄する行動が知られている種類もあります。鳥は尿酸と糞をまとめて排泄するため、水分量や姿勢によっては勢いよく飛ぶように見えることがあります。

あのときハトがくるりと向きを変えたのは、まさに「自分が止まっている足場を汚さないように、外側を向くポジションを取った」ということなのかもしれません。人間からすると、放物線の軌道上にたまたま入り込んでしまう形になるため、思わぬ被害につながる瞬間でした。

街中でよく出会う鳥たちも、それぞれの体の大きさや習性によって、排泄の際の様子や影響が異なる場合があると言われています。それぞれの特徴を表にまとめてみました。

鳥の種類排泄の特徴と見込まれる影響
カラス街中で見かける鳥の中でも体が大きいため、落とす量も多いとされています。放物線を描くように見える勢いで落とすことがあるため、落下した場合の汚れも大きくなりやすい鳥です。
ツバメ特に巣にいるツバメは、巣の中を衛生的に保つために、お尻を外側に突き出して排泄する行動がよく観察されます。
ハト今回目撃したように、排泄する前に姿勢や向きを変える個体もいます。水分が多いときなどは、より勢いよく落ちてくるケースもあるようです。
スズメ体が小さいため、大きな軌道になることは少ないですが、集団で街路樹などに止まっているときは、予期せぬ場所から落ちてくることがあります。

このように、鳥の種類やその時の状況によって排泄の仕方には違いがあります。しかし共通して言えるのは、「鳥の真下さえ避けていれば安全」とは言い切れないということです。

鳥のフンを避ける方法 

散歩や通勤の途中で、前方に鳥が止まっている電線を見つけた場合、被害を避けるために意識したい判定基準と歩行の手順をまとめました。

まず、その場所を通過するべきか判断する最大のヒントは「地面の状態」です。地面が鳥のフンですでに白く汚れている場所は、鳥が止まりやすい場所である可能性があります。見かけたら近寄らずに避けて歩くのが鉄則です。

どうしても鳥が止まっている電線の下を通過しなければならないときは、以下の点を意識すると被害を避けやすくなります。

  • 鳥の真下を歩くのは避け、できるだけ距離を取って通過ルートを選びます。
  • 鳥は急に向きを変えたり飛び立ったりするため、どの方向を向いていても過信せず、速やかにそのエリアを通り抜けます。
  • 進行方向にたくさんの鳥が止まっていて避けるのが難しい場合は、無理をせず遠回りをするか、傘やフードで頭部を守る対策をとります。

歩きスマホなどをしていると、頭上の鳥や地面の白い汚れといったサインに全く気づくことができません。電線が多いエリアを歩くときは、周囲の状況に少し目を配ることが大切です。

あのハトの鮮やかな放物線を目撃してから、私の散歩スタイルは少し変わりました。これまでは周囲の景色をのんびり眺めていましたが、今はまず電線や頭上の状況を確認する癖がついています。

普段何気なく歩いている住宅街や通勤路ですが、頭上には、思わぬ場所まで届く鳥のフンという危険が潜んでいることがあります。

皆さんも散歩中や通勤時に鳥を見かけたら、真下だけでなく、少し離れた周囲のエリアにも十分気を付けて歩いてみてください。少し頭上を意識するだけでも、思わぬ「鳥のフン被害」を避けられるかもしれません。

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