先日の大相撲夏場所14日目をテレビで見ました。普段は熱心に相撲を見ているわけではなく、気が向いたときにたまにチャンネルを合わせる程度でした。しかし、あの日の土俵は違いました。
優勝争いが14日目に大きく動き、力士たちの気迫が画面越しにもひしひしと伝わってきたのです。土俵際での執念や一瞬の立ち合いに懸けるエネルギーに圧倒され、すっかり大相撲の面白さに引き込まれた瞬間でした。
その翌日、買い物に訪れたヴィレッジヴァンガードの店内で、レジ横に置かれたある商品に目が留まりました。
今回購入したのは、ベースボール・マガジン社(BBM)が発売する「BBM 2026 大相撲カード『郷』」です。1パック税込440円。前日の興奮も手伝って、あの名シーンのような迫力あるカードが手に入るかもしれないと期待が膨み、2パックを購入しました。実際に開封して感じた大相撲カードの魅力を紹介します。

優勝争いの熱気と開封して驚いた想定外の魅力
購入したカードは、翌日の千秋楽のテレビ中継を見ながら開封することにしました。
千秋楽の優勝争いは最後まで目が離せない展開となりました。お互いの意地と気迫がぶつかり合う劇的な一番に、画面の前でこれ以上ないほど気分が盛り上がりました。
ちなみに、私が相撲にハマる決定打となった14日目終了時点の上位陣の状況は以下の通りです。
| 14日目の主な状況 | 力士名と星取(14日目終了時) | 14日目のドラマ |
| 首位タイ(3敗) | 霧島(11勝3敗) 若隆景(11勝3敗) | 霧島が結びの一番で痛恨の黒星。 若隆景が完璧な押し出しで首位に並ぶ。 |
| 1敗差追走(4敗) | 伯乃富士(10勝4敗) 宇良(10勝4敗) 義ノ富士(10勝4敗) など計5人 | 伯乃富士が霧島を破る大金星。 宇良も執念の白星で首位に1敗差と迫る。 |
千秋楽を前に7人もの力士に優勝の可能性が残るという、近年まれに見る大激戦でした。その熱気が冷めないまま、手元のパックをハサミで丁寧に開封していきました。頭の中にあったのは、鋭い眼光でぶつかり合うような格好いい写真です。しかし、実際に中から出てきたカードは想像とは全く異なるものでした。

今回開封した「BBM 2026 大相撲カード『郷』」は、力士の素顔や意外な一面を楽しめる内容でした。
実際に引き当てたのは、大きな塩の袋を両手で持ち上げている琴櫻の姿と、カメラに向かってにっこりとピースサインをしている若元春の姿でした。
画面の中ではまさに優勝を懸けた真剣勝負が繰り広げられているというのに、手元のカードの力士たちは、同じ人物とは思えないほど日常的で親しみやすい姿をしていました。迫力満点の決定的瞬間を期待していたので最初は驚きましたが、このギャップが非常に面白く、一気に楽しい気持ちになりました。
大相撲カードのシリーズには、本場所の取組写真だけでなく、地方巡業やファン感謝イベントでの一コマ、リラックスした素顔を収めた企画カードが豊富に含まれているようです。
知っておきたい大相撲カードの仕組みと特徴
今回の体験を経て大相撲カードについて調べてみると、プロ野球などのスポーツカードとは少し異なる独自の文化やリリースサイクルがあることが分かりました。
大相撲カードを収集する上で知っておくべきポイントを3つにまとめました。
- 発売時期と写真のタイムラグ
カードが企画・製造されて店頭に並ぶまでには数ヶ月の期間が必要です。そのため、最新のパックを買っても、数日前のリアルタイムの取組がすぐにカード化されているわけではありません。今回購入したカードには、少し前の時期の様子や、力士の地元にスポットを当てた写真が使われています。 - 年2回の定期リリースが恒例
ベースボール・マガジン社(BBM)からは、毎年1月の初場所に合わせて幕内・十両の全力士を網羅した通常版が発売されるのが恒例となっています。そして5月の夏場所に合わせて、今回のような特定のテーマを絞った第2弾が発売されるサイクルが定着しています。 - 秋以降に期待できる名シーン
その年の名勝負や決定的な瞬間は、秋(9月から10月頃)に発売される総集編的なシリーズやレジェンドセットに収録される傾向があります。あの千秋楽の熱戦がカード化される可能性が高いのは、今年の後半に登場するシリーズになりそうです。
カード収集で見つけた新しい楽しみ方
本来欲しかったバチバチの取組写真とは違いましたが、重い塩の袋を頑張って持ち上げる琴櫻や、土俵上の厳しい表情からは想像もつかないほどお茶目にピースをする若元春のカードは、見れば見るほど愛着が湧いてきます。
力士の人間味あふれる一面を知ることで、次にテレビで彼らの取組を見るときには、今まで以上に親しみを持って応援できそうです。
今回カードを購入して感じたことを、簡単にまとめました。
- 直感で購入してみる:お店のレジ横などで見かけたら、まずは直感で数パック買ってみると新しい世界が開けます。
- 仕様の違いを理解する:パックのテーマ(今回は郷土や素顔がテーマ)によって封入されている写真の雰囲気が大きく変わります。
- タイムラグに注意する:発売される時期と収録内容を事前によく確認しておく必要があります。
今回の予期せぬ出会いによって、大相撲の新しい楽しみ方を知ることができました。手に入れたカードは、お気に入りのコレクションとして手元に大切に保管しておきます。名シーンのカードが出るのを楽しみに待ちつつ、これからの本場所の行方にも注目していきたいです。









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