30代、40代の保険断捨離。貯蓄ができたので特約を外したら、年数万円も浮いた話

30代、40代の保険断捨離。貯蓄ができたので特約を外したら、年数万円も浮いた話

若い頃、将来が不安でなんとなく加入した医療保険。当時は「もし大病を患ったらどうしよう」「入院費が払えなくなったら困る」という漠然とした恐怖がありました。その結果、あれもこれもと特約を盛り込んだ、いわゆるフル装備の保険に入りっぱなしになっていました。

それから年月が経ち、日々の生活や仕事の積み重ねで、ある程度の貯蓄が手元にできました。ふと保険証券を見返してみると、毎月支払っている保険料の重さが気になり始めました。そもそも、今この手厚い保障が本当に必要なのか。そんな疑問が湧いてきたので、思い切って保険の担当者さんに相談してみることにしました。

目次

自分の貯蓄額と公的制度を天秤にかける

相談に行く前に、自分なりに今の日本の制度を調べてみました。高額療養費制度というものがあり、もし入院して医療費が100万円かかったとしても、実際に窓口で支払う金額は所得に応じて一定の金額で済むようになっています。2026年現在は制度に少し変更があるようですが、それでも月々に支払う上限額が決まっているという安心感は変わりません。

そこで考えたのが、自分の貯蓄でカバーできる範囲はどこまでかという点です。例えば、入院したときに出る「入院日額1万円」や、数日入院しただけでもらえる「入院一時金」。これらは確かにもらえると嬉しいですが、今の私にはその分を支払えるだけの貯蓄があります。

自分で用意できるお金があるのなら、わざわざ高い保険料を払ってまで保険会社に預けておく必要はないのではないか。そう考えると、これまで「お守り」だと思って払い続けてきた特約が、今の自分には少し過剰に見えてきました。

保険屋さんとの相談と特約の削ぎ落とし

実際に担当者さんと向き合い、今の正直な気持ちを伝えてみました。「ある程度まとまった貯蓄ができたので、自分で賄える部分は保険から外して、内容をシンプルにしたい」と。強引に引き止められるのではないかと少し身構えていましたが、意外にも「今の状況ならその考え方は非常に合理的ですね」と納得してもらえました。

今回の見直しで手をつけたのは、主に以下の項目です。

まず、入院日額の引き下げです。1日1万円としていたものを5,000円に減らしました。差額ベッド代を気にしなければ、これで十分です。次に、通院特約などの細々としたオプションを外しました。さらに、特定の病気になったらまとまったお金が出る一時金の金額も、今の貯蓄額を考慮して最低限に絞り込みました。

ただし、一つだけ残したものがあります。それが先進医療特約です。これだけは、もし治療が必要になった場合に数百万円という単位でお金が飛んでいく可能性があります。確率としては低いですが、自分の貯蓄を一気に削られるリスクだけは保険でカバーしておくことにしました。これは月々の負担がわずか数百円程度なので、コストパフォーマンスとしても納得感があります。

年間数万円の固定費削減に成功

見直しの結果、保障内容は驚くほどスッキリしました。そして何より嬉しかったのが、保険料が月々数千円、年間で計算すると数万円単位で安くなったことです。

この「年間数万円」という数字は、ただの節約以上の意味があると感じています。例えば、この浮いたお金で高性能なガジェットを新調したり、普段行かないような少しリッチなカフェでコーヒーを楽しんだりすることができます。あるいは、さらに貯蓄や運用に回して、将来の自分をより盤石にすることもできます。

かつては「不安」を埋めるために保険にお金を払っていましたが、今は「納得」にお金を払っている感覚です。自分の資産状況に合わせて保障をアップデートしていくことは、今の自分にとって最適なリスク管理なのだと実感しました。

自分の足元を確認することの大切さ

今回の体験を通じて感じたのは、定期的に自分の足元を確認することの大切さです。若い頃の自分には必要だったものが、今の自分には重荷になっていることがあります。

保険に限らず、固定費の見直しは精神的な余裕にもつながります。もし、昔入った保険をそのままにしている方がいたら、一度「今の自分ならいくらまで自腹で出せるか」を考えてみるのがおすすめです。

保障を削ることは怖いことのように思えますが、実は自分に自信がついた証拠でもあるのかもしれません。浮いたお金で次は何をしようか、そんな前向きな悩みが増えたことが、今回の断捨離の最大のご褒美でした。

この記事に記載した保険の見直し内容は、あくまで私個人の資産状況や考えに基づいた体験談です。医療保険の最適な形は、ご家族構成や公的保障、お手元の貯蓄額によって一人ひとり異なります。

2026年現在の制度改正なども踏まえ、実際に見直しを検討される際は、ご自身の保険証券をお手元に用意して、専門のファイナンシャルプランナーや保険会社の担当窓口へ相談されることをおすすめします。自分にぴったりの『納得できる保障』を見つけるヒントになれば幸いです。

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