最近、お昼ご飯を食べた後の猛烈な眠気に悩まされています。仕事中や作業中にどうしても頭がぼーっとしてしまい、集中力が途切れてしまうのが小さなストレスだったんです。そこで色々と調べてみたところ、どうやらこの眠気の正体は「血糖値の急上昇」にあるらしいということがわかってきました。
専門家ではないので詳しいメカニズムを理解しているわけではありませんが、要するに空腹の状態でいきなりご飯や麺類を食べると、血糖値が急上昇し、その後に急降下する。この乱高下、いわゆる「血糖値スパイク」が起きたときに、体のだるさや強い眠気がやってくるのだそうです。
この急激な変化を穏やかにするために、最近私が取り入れているのが「昼食前のハイカカオチョコレート」です。
なぜハイカカオなのか
チョコレートなら何でもいいわけではなく、カカオ成分が70%以上の「ハイカカオ」であることがポイントのようです。普通の甘いミルクチョコレートだと、逆に糖分を摂りすぎてしまうので逆効果になりかねません。
ハイカカオチョコレートには食物繊維が豊富に含まれていて、さらにカカオポリフェノールという成分が詰まっています。これらが糖の吸収をゆっくりにしてくれるクッションのような役割を果たしてくれるのだとか。食事の15分くらい前にひとかけら口にするだけで、その後の糖質の吸収スピードが変わるという話を聞いて、半信半疑ながらも始めてみました。
実際にやってみると、これが意外と自分に合っていました。お昼休みに入る直前、あるいは準備をしている最中に一粒ゆっくりと味わう。これだけで、食後の「動きたくないほどのだるさ」が少し和らいだような気がしています。
科学的にも裏付けられた低GIの力
自分自身の体感だけでなく、調べてみると大手チョコレートメーカーの研究データでも、この習慣の裏付けが示されていました。
例えば株式会社明治などの研究によると、ハイカカオチョコレートは「低GI食品」に分類されるそうです。GIとは食品が体内で糖に変わるスピードを示す指標のことですが、この値が低い食品を先に口にすることで、その後の食事による血糖値の上昇を緩やかにする効果が期待できることが、実際の測定試験でも証明されています。
また、森永製菓などの情報を見ても、カカオに含まれるポリフェノールが健康維持をサポートし、さらに「テオブロミン」という成分が自律神経を整えてリラックスさせてくれるといったメリットが紹介されています。メーカーがしっかりと試験を行い、エビデンスを公開してくれているのは、一消費者として非常に心強い根拠になります。
習慣にしてみて感じたこと
この習慣の良さは、何より手軽なことです。大掛かりな食事制限をするのは大変ですし、毎食サラダから食べ始める「ベジタブルファースト」も、外食や忙しい時には難しいことがあります。でも、チョコレートを一粒カバンやデスクに忍ばせておくだけなら、誰でもすぐに試せます。
味についても、最初は苦いと感じていた85%くらいの高濃度なものでも、慣れてくるとその深いコクや香りが心地よくなってきました。甘さが控えめな分、口の中がベタつかず、午後の活動に向けたスイッチのような役割も果たしてくれています。
ただし、最近の悩みは価格の上昇です。ニュースでもよく言われている通り、カカオ豆の価格が高騰していて、お気に入りのチョコも以前より随分と高価なものになってしまいました。健康や効率のためとはいえ、毎日続けるとなると家計への影響も無視できません。
続けやすさとコストのバランス
あまりに高価になりすぎると、今度は「もったいなくて食べられない」という本末転倒な事態になりそうです。そこで最近は、少し視野を広げて、似たような効果が得られる他の食材も探し始めています。
例えば、アーモンドなどの無塩ナッツも食物繊維と良質な脂質が豊富で、血糖値の上昇を抑える助けになるそうです。一袋買っておけば小分けにして持ち運べますし、チョコほど価格の変動に振り回されずに済むかもしれません。他にも、お酢を食事に取り入れたり、海藻類を先に食べたりといった工夫も、同じ理屈で眠気対策になるようです。
結局のところ、大切なのは「自分の体質に合っていて、無理なく続けられる方法」を見つけることなのだと思います。高級なチョコレートを無理して買うよりも、時にはナッツに変えたり、食事の内容そのものを見直したりしながら、柔軟にやっていこうと考えています。
午後の時間を有効に使うために
午後の数時間を眠気と戦って過ごすのか、それともスッキリした頭で活動的に過ごすのか。その差は、実は食事の前のちょっとした工夫で変えられるのかもしれません。
ハイカカオチョコをひとかけら食べる。そんな些細な習慣が、一日の充実度を左右するというのは面白い発見でした。これからも、メーカーの知見や価格の動向と相談しつつ、自分のコンディションを整えるためのルーティンを大切にしていきたいです。
もし同じように、お昼休みの後の眠気に困っている方がいたら、まずは手近なハイカカオチョコやナッツから試してみるのはいかがでしょうか。自分の体を使って、どんな変化があるか実験してみるような感覚で楽しんでみるのが、長続きの秘訣かもしれません。


コメント