テレビの家事特集や通販番組でよく見かける、アラミックのシルキーファインバブル ランドリーホースという洗濯機用ホース。以前から気になっていたので、思い切って導入してみました。シャワーヘッドの方は有名ですが、こちらは洗濯機に直接つなぐタイプのホースです。
ナノバブルやウルトラファインバブルといった微細な泡の力で、衣類の汚れを落としたり洗濯槽をきれいに保ったりするという代物です。正直なところ、ホース一本を変えるだけでそんなに変わるのかと半信半疑でしたが、毎月の洗濯槽クリーナー代が浮くなら十分にもとが取れる計算になります。そんな下心もありつつ、実際に2週間毎日使ってみた感想をまとめました。

そもそもナノバブルとファインバブルの違いとは
製品を調べる過程で少し混乱したのが、名称の呼び方です。以前はナノバブルと呼ばれていたものが、最近ではファインバブルやウルトラファインバブルと表記されるようになっています。これは言葉の定義が国際的に整理されたことが理由のようです。
1マイクロメートル未満の目に見えないほど小さな泡を指すのがウルトラファインバブルで、アラミックの製品もこの規格に沿った技術が使われています。呼び方が変わっても、繊維の隙間に入り込んで汚れを浮かせるという仕組み自体に変わりはないようです。
取り付けは拍子抜けするほどスムーズ
実際に届いたホースを手に取ってみると、見た目はごく普通の洗濯ホースとそれほど変わりません。交換作業が面倒だったら嫌だなと思っていましたが、これは杞憂に終わりました。
今使っている洗濯機の給水ホースを取り外し、この新しいホースをカチッと差し込むだけです。特別な工具も必要なく、わずか数分で作業が完了しました。家電の設置や細かい作業が苦手な場合でも、これなら迷うことはないはずです。導入のハードルが低いというのは、日常生活に取り入れる上で大きな利点だと感じました。

2週間洗濯したタオルで検証してみた
さて、肝心の洗浄効果です。我が家で一番黄ばみが目立つ古いタオルを使い、使用前と2週間毎日使用した後で比較してみました。

実験の結果、正直な感想を言うと「劇的な変化はわからなかった」というのが本音です。写真でじっくり見比べてみても、どちらが2週間後の状態なのか判別が難しいレベルでした。タオルの柄である縞模様の出方や、色のトーンを細かく観察してみましたが、一目で「真っ白になった」と言い切れるほどの差はありません。
ただ、変化が全くなかったわけでもなさそうです。2週間使い続けた後のタオルをよく見ると、以前よりも生地の密度が詰まったような、あるいは繊維が少しふっくらとしたような感触があります。長年の洗濯で蓄積された洗剤の残りカスや汚れが、ナノバブルによって少しずつ取り除かれ、繊維本来の質感が戻りつつあるのかもしれません。
洗濯槽のメンテナンス代は浮くのか
今回の大きな目的の一つである「洗濯槽クリーナーからの解放」について考えてみます。これまで毎月欠かさず行っていたクリーナーでの掃除が不要になれば、家計にとっても助かります。
しかし、2週間の検証を終えた今、クリーナーを完全にやめてしまうのはまだ早いという結論に至りました。ナノバブルは新しい汚れが付着するのを防ぐ効果は高いようですが、すでに強固にこびりついた汚れを短期間で全て剥がし落とすほどのパワーはないようです。正直なところ、洗濯槽の裏側までは見ることができないので効果のほどは不明です。目に見えるカビたところはそのままでした。
目に見えない洗濯槽の裏側については、今後のゴミ取りネットの状態や、排水の様子を観察しながら判断していくことになりそうです。
今後の付き合い方
今回試してみて分かったのは、このホースは即効性のある漂白剤のようなものではなく、日々の洗濯を少しずつアップデートしていくための道具だということです。2週間という短期間で「はっきりと分からなかった」というのは、ある意味で裏表のない、この製品のリアルな性能を示しているのだと思います。
見た目に大きな変化がなくても、生乾きのニオイが抑えられたり、衣類の肌触りが良くなったりといった、じわじわとした恩恵を期待して使い続けてみるつもりです。一度取り付けてしまえば、あとは普段通りに洗濯機を回すだけなので、手間がかからないのも継続しやすいポイントです。
もしこれから導入を考えている方がいるならば、即効性は期待しないことをおすすめします。長い目で見て、洗濯機本体の清潔さがどう変わっていくのか、引き続き観察していきたいと思います。


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