こんにちは!先日、まさに「踏んだり蹴ったり」な体験をしてきました。雷の日にATMを使ったら、とんでもない目に遭ったんです…。今回はその時のてんやわんやをお話しします。
嵐の予感とショッピングモール
その日は朝からゴロゴロと雷鳴が響き、いかにも嵐になりそうな空模様でした。こんな日は家でじっとしているのが一番…と思いきや、どうしても見たい映画があったんです!
そこで、ショッピングモールの映画館へお出かけ。目的の映画の上映時間まで少し間があったので、先に指定席のチケットを購入しました。
上映まであと1時間ちょっと。少し買い物をしようと思ったのですが、手持ちの現金が心許ない…。
「よし、ATMでお金を下ろしてから買い物しよう!」
これが、悪夢の始まりでした。
突如の停電!ATMがカードを飲み込んだ!?
ATMにカードを入れ、暗証番号を入力。そして出金額を入力した、まさにその時です!
「ズドーン!!」
とてつもない落雷の音と共に、館内が真っ暗に。一瞬の静寂の後、非常電源に切り替わり、何事もなかったかのように館内は明るさを取り戻しました。
しかし、ATMは違いました。画面には「利用停止中」の表示。私のカードを取り込んだまま、うんともすんとも言いません…。
こんな時、どうすればいいの!?パニックに陥りかけましたが、まずは冷静に周りを見渡しました。
「そうだ、お店の人を呼ばなきゃ!」
しかし、ATMコーナーの近くに店員さんの姿はありません。待っていても来る気配もないので、「よし、呼びに行こう!」と思ったのですが…。
「…あっ、ATMにカードが入ったままだ!この場を離れるわけにはいかない!」
もし動き出したり、誰かに持ち去られたりしたら大変です。
銀行との攻防、そして迫る上映時間
途方に暮れていると、ATMの横に受話器があるのを見つけました。藁にもすがる思いで受話器を取ると、銀行につながりました。
「停電でATMが止まってしまって、カードが入ったままなんです~~~!」
私の必死の訴えに、オペレーターさんからは意外な返事が。
「今、係りの者が順番に対応に回っておりますのでしばらくお待ちください。」
ガチャッ
「えっ…しばらく!?いつまで!?映画、始まっちゃうよ!?」
係りの人がいつ来るのか分からない中、私の心の中では上映開始時刻との戦いが始まっていました。
さらに追い打ちをかけるように、私の後ろにはATMの利用者が並び始めました。数人が「早くしろよ!」というような顔でこちらを見ています。
「すみません、停電でATMが停止しちゃって使えないんですよ~」
と説明しては立ち去ってもらう、という役目をひたすら全うする私。焦りもありましたが、こればかりはどうしようもありません。
救世主現る!そして・・・
30分くらい経ったでしょうか。ようやく救世主が現れました!係りの方が到着し、ATMの横の扉を開けて中に入っていきました。え、ATMって中に入れるんですね!
待つこと数分、係りの方が私のカードを持ってきてくれました!本当にホッとしました。
復活したATMに再びカードを入れ、無事にお金を下ろすことができました。停電で出金作業が途中で中断したので、貯金額がおかしくなっていないか心配でしたが、それも大丈夫でした。
そして、まさに映画の上映に間に合うように映画館に到着!
ハラハラドキドキの展開でしたが、おかげさまで無事に映画を楽しむことができました。
雷とATM、そして映画の上映時間。こんなスリリングな体験はもうしたくないものですね…!皆さんも、雷の日はどうぞお気をつけください!
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