Wi-Fiより有線LANが正解?PS5やSwitch、スマートテレビの通信を安定させる見直し術

Wi-Fiより有線LANが正解?PS5やSwitch、スマートテレビの通信を安定させる見直し術

最近、家で過ごす時間が増えるにつれて、どうしても気になることが出てきました。それは、ネットの通信環境です。

普段、動画配信サービスで映画を見たり、ゲームをしたりしているのですが、時々画面がぼやけたり、対戦中に一瞬だけ動きが止まったりすることがあります。これまでは「こういうモノなのかな」と諦めていたのですが、一度気になり始めるとどうにかしたくなるものです。

そこで、重い腰を上げて自宅のネットワーク構成を見直してみることにしました。

目次

ゲーム機とWi-Fiの相性を考える

まずは、一番の不満点だったゲーム機の接続についてです。手元にあるのはPlayStation 5とNintendo Switch。どちらもWi-Fiで繋いでいたのですが、調べてみるとオンラインゲームを快適に遊ぶためには、単純な通信速度よりも「応答速度(Ping値)」の安定が重要だということが分かりました。

Wi-Fiは配線がいらないので非常に便利なのですが、電子レンジの使用や周囲の電波状況に左右されやすいという弱点があります。一方で有線LANは、専用のケーブルで直接データをやり取りするため、外部の影響をほとんど受けません。

格闘ゲームやアクションゲームのように、一瞬の判断が勝敗を分けるような場面では、この「安定感」が大きな差になります。対戦相手に迷惑をかけないという意味でも、やはりゲーム機には有線LANを引くのが一番の近道だという結論に達しました。

ポート不足を解決する「スイッチングハブ」の導入

いざ有線化しようと思っても、一つ問題がありました。ルーターの背面にあるLANポートの数が足りないのです。ルーターからゲーム機まで一本の長いケーブルを引いてくることはできそうですが、それをどうやって複数の機器に分ければいいのか。

調べてみると、コンセントの電源タップのような役割を果たす「スイッチングハブ」という機器があることを知りました。これを使えば、一本のLANケーブルを複数のポートに増設することができます。

選ぶ際の基準は、ギガビット(1000Mbps)に対応していること。安価なものの中には速度が制限されてしまうものもあるようですが、今の主流である「Giga対応」のものを選べば、PS5のような大容量のデータを扱う機器でも性能をフルに発揮できます。

接続も非常に簡単で、ルーターから来たケーブルをハブに差し込み、そこから各ゲーム機へ繋ぐだけ。特別な設定も不要で、差し込むだけで自動的に認識してくれるのは助かります。

テレビやレコーダーも有線化するメリット

当初はゲーム機だけの予定でしたが、ハブを導入するなら、ついでにテレビやブルーレイレコーダーも有線で繋いでしまうことにしました。

最近はテレビ自体にネット機能が備わっていて、YouTubeやNetflix、Amazon Prime Videoなどを直接見ることができます。これらもWi-Fiより有線のほうが圧倒的に安定します。特に4Kのような高画質な映像を視聴する場合、通信が不安定になると画質が急激に落ちたり、読み込みで止まったりすることがありますが、有線ならそのストレスから解放されます。

また、レコーダーに録画した番組を別の部屋のテレビで見るような連携機能も、有線にすることで動作が非常にスムーズになります。リビングの機器をまとめて有線化してしまえば、家全体のWi-Fiの混雑も緩和されるため、スマホやタブレットの通信も結果的に安定するという副次的なメリットもありそうです。

必要なものを揃えて作業開始

今回の見直しにあたって、以下のものを準備することにしました。

まずは、スイッチングハブです。繋ぎたい機器はPS5、Switch、テレビ、レコーダーの4台。これにルーターからの入力線を加えると合計5ポート必要になります。5ポートのハブでも足りますが、将来的にストリーミングデバイスや音響機器を増やす可能性を考えて、余裕のある8ポートのモデルを選ぶことにしました。

次にLANケーブルです。せっかくハブを新しくしても、ケーブルが古い規格のままだと速度が出ません。「CAT6(カテゴリ6)」以上の規格で揃えるのが基本です。ルーターからハブまでは距離があるので少し長めのものを、ハブから各機器まではテレビ裏で邪魔にならないよう短めのものを用意します。

配線が少し大変そうですが、一度環境を整えてしまえば、その後はずっと快適な環境が手に入ります。これで週末の映画鑑賞やゲームの時間がより充実したものになりそうです。

もし、同じようにネットの不安定さに悩んでいる方がいたら、まずは「よく使う機器だけでも有線にしてみる」という選択肢を検討してみる価値はあると思います。

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