Pixel 7aユーザーが9aに乗り換えてみた
Pixel 7aからPixel 9aに機種変更して約1週間。結論から言うと、「基本は変わらず、ところどころ快適」な上位互換スマホでした。UIや操作感はそのままに、細かな部分が着実に進化。この記事では、実際に使って感じた違いを中心にレビューします。
外観と持ち心地:軽くなっただけじゃない“手の馴染み”
Pixel 9aはPixel 7aより約7.5g軽量化され、186gという絶妙な重さ。持った瞬間に「軽くなったかも?」と感じるレベルで、長時間の片手操作でも疲れにくくなりました。
さらに驚いたのが重心バランスの改善。手に持ったときの安定感が増していて、落としにくく、撮影時のブレも減少。これはスペック表には載らない“体感性能”です。
バッテリー持ち:電子書籍ユーザーには神進化
わたしはスマホであまりゲームはしないけど、空いた時間に電子書籍を読む──そんな使い方。Pixel 9aのバッテリー持ちは驚異的。晩まで使っても残量が70%以上残っているなんてことも。
Tensor G4の電力効率やAndroid 15のスマート制御が効いていて、使ってない時間の電池消費が劇的に減少したらしい。
タッチ・表示性能:ページ送りが気持ちいい
電子書籍のページ送りがスッと切り替わるようになり、読書体験が快適に。これは最大120Hzのリフレッシュレートと、タッチサンプリング精度の向上によるもの。
さらに、屋外でも画面が見やすくなったのも大きな進化。最大輝度2,700ニトのディスプレイは、直射日光下でもくっきり表示。秋の公園読書にもぴったりです。
カメラとフォーカス:遠景撮影で気になる点も
カメラ性能は全体的に向上していますが、遠景撮影時のオートフォーカスがやや遅く感じることも。背景が単調な場面では、AIが迷っているような挙動が見られました。
とはいえ、日常のスナップや近距離撮影では問題なし。CLAF搭載でフォーカス精度は高く、AI処理による補正も優秀です。
ゲーム用途には不向きかも
正直言ってPixel 9aはゲーム向けではないかも。見た目は美しい角丸ディスプレイ。でも端っこの情報が見切れることがあり。設定で画面内に収まるように調整できるようですが、ゲーム重視の人には、別の選択肢をおすすめします。画面端にHPバーや操作ボタンを配置してあるゲームはプレイしにくいかも。
Pixel 9aは“変わらない快適さ”を進化させたスマホ
Pixel 7aから乗り換えても違和感ゼロ。むしろ「ちょっとずつ快適になってる」感覚が心地よく、使い慣れたスマホが自然に進化したような印象です。
ゲーム以外の用途なら、Pixel 9aは間違いなく“上位互換”。買い替えを迷っている7aユーザーには、安心しておすすめできる一台です。
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