今年もまた、鼻がムズムズし始める季節がやってきました。花粉症の方にとっては、いかに快適に外出時間を過ごすかが死活問題になる時期です。マスクやメガネはもちろんですが、個人的に数年前から手放せなかったアイテムがありました。
それが、資生堂イハダから発売されていた「アレルスクリーンジェル EX」です。
ところが最近、いつも補充していたドラッグストアの棚に見当たりません。嫌な予感がして調べてみたところ、どうやら生産終了となってしまったようです。お気に入りだっただけに、この知らせはなかなかの衝撃でした。
このジェル、何がそんなに良かったのか。そしてこれからどうやってこの季節を乗り切ればいいのか、自分なりの考えを整理しておこうと思います。
あのコンパクトなサイズ感がとにかく優秀だった
このジェルの最大の魅力は、そのサイズ感にありました。リップクリームを一回り大きくした程度の小さなチューブ型で、ポケットにスッと収まるんです。
花粉対策のアイテムといえば、顔に吹きかけるスプレータイプが主流ですよね。確かにスプレーは手軽で広範囲をカバーできますが、外出先で使うとなると少しハードルが高いと感じることがありました。
例えば、静かなオフィス。バッグからスプレー缶を取り出して顔に吹きかけるのは、周囲の目が気になって少し気が引けます。その点、このジェルタイプは指先に少量とって、目元や鼻の周りにトントンと馴染ませるだけ。鏡がなくても感覚で塗れます。
この「どこでもスマートに使える機動力」こそが、愛用していた一番の理由でした。

塗り直すたびに得られるあの清涼感
使い心地も独特でした。ピュアオレンジの爽やかな香りと、ジェル特有のひんやりした質感が、花粉で熱っぽくなった目元や鼻の周りを落ち着かせてくれるんです。
メーカーの推奨する回数よりも多いかもしれませんが、私はだいたい1時間に1回くらいのペースで塗り直していました。効果が切れたというよりも、あの「スッとする感覚」を求めて、気分転換のような感覚で使っていた部分もあります。
特に外出先で風が強く吹いた後などは、すぐにポケットから取り出して塗り直すと、目に見えないバリアを張り直したような安心感がありました。
生産終了をどう受け止めるか
お気に入りの製品がなくなってしまうのは残念ですが、嘆いていても花粉は飛んできます。代わりになるものを探さなくてはなりません。
他メーカーからも鼻の周りに塗るジェルはいくつか出ています。サイズ感や形状が似ているものを探して、自分の好みに合う使い心地を試していくしかないのかもしれません。
これからの花粉対策に望むこと
今回の生産終了を受けて改めて感じたのは、花粉症の悩みは人それぞれだということです。広範囲を一度にガードしたい人もいれば、私のように気になるところをピンポイントで、かつ頻繁にケアしたい人もいます。
スプレータイプは確かに進化していて、1日1回で済むような持続力の高いものも増えています。しかし、ポケットからサッと取り出して、自分の指で直接ケアするあの手応えは、やはり捨てがたいものがあります。
現在は在庫限りの状況ということで、まだ店頭で見かけることがあれば、今シーズン分をいくつか確保しておこうと考えています。でも、ストックを使い切った後はどうするか。
資生堂さんには、ぜひこのジェルタイプの利便性を引き継いだ後継品を検討してほしいものです。スプレーの技術を応用した新しい形状なのか、それともさらに進化したジェルなのか。今のラインナップがスプレーに集約されているのは、おそらくそちらの方が需要が高いからなのでしょうが、ポケット派のユーザーも一定数いるはずです。
季節と上手に向き合っていくために
花粉の時期は、どうしても外出が億劫になったり、気分が沈みがちになったりします。だからこそ、自分にとって「これを持っていれば大丈夫」と思えるお守りのようなアイテムがあるだけで、日常のストレスは大きく変わります。
私にとってのアレルスクリーンジェルは、まさにそんな存在でした。もし同じように、このジェルの生産終了に困惑している方がいたら、ぜひ早めに店頭をチェックしてみてください。
そして、いつかまたあのサイズ感と爽快感を両立した新製品が登場することを、指をくわえて待つのではなく、今のうちに代替プランを練りながら気長に待ちたいと思います。
皆さんは、この花粉シーズンをどんな布陣で乗り切る予定でしょうか。おすすめのコンパクトなアイテムがあれば、ぜひ教えてください。


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