長年使っていたボディータオルが、さすがにクタビレてきたので、意を決して新しいものを探しに出かけたのが、あの東急ハンズ(今はハンズ、ですね)でした。ボディケアコーナーをウロウロしているとき、ひときわ目を引くパッケージが。「ゴムポンつるつる」。名前からして、なんだか効きそうな予感。裏の説明を読んでみると、「特殊なゴムの力で古い角質を落とす」とのこと。
正直、「ゴムでこすって大丈夫なの?」という不安もありましたが、ちょうど背中のポツポツとした肌荒れが気になっていたのと、試しに買ってみるには手の出しやすい価格だったので、思い切ってカゴに入れました。これが、私のバスタイムを変える一歩になるとは、その時は知る由もありませんでした。

使ってみて驚いた、衝撃的な「なでるだけ」
帰宅してさっそくお風呂で開封。まず感心したのは、そのサイズ感です。手にしたのは、90センチ×15センチという細長いロングタオル型。これなら、体が硬い私でも背中にしっかり手が届きそうです。両手で持って背中をゴシゴシ洗う動作が、ストレスなくできるのは嬉しいポイントでした。
そして、肝心の使い方です。普通のボディタオルと違って、「ぬるま湯で濡らしてよくほぐし、水分をたっぷり含ませて、優しくなでるように拭く」のが基本と書いてあります。石鹸はお好みでお使いくださいとのこと。ようするに濡らすだけでいいってこと?半信半疑のまま、お湯で柔らかくしたタオルで、まず背中を撫でてみました。
優しく、本当に撫でるだけ。
すると、使い終わって鏡で確認したわけではないのに、なんだか肌が違う気がするのです。一番効果を実感したのは、翌日以降でした。
諦めていた「ザラザラ」が一掃された瞬間
長年の悩みだったのが、背中上部の小さなポツポツとした肌のざらつきと、かかとの角質。特に冬場は靴下に引っかかってしまうのが、地味ながらも大きなストレスでした。
ゴムポンつるつるを数日使い続けた結果、気がつくと背中のポツポツが減っているのです。完全に消えたわけではありませんが、手で触れたときのザラザラとした感触が、明らかに滑らかに変わっていました。きっと、毛穴に詰まっていた古い角質が、ゴムの摩擦で優しく取り除かれたのでしょう。
そして、もう一つ感動したのが、かかとです。硬くてガサガサしていた部分を、入浴中に丁寧に優しく撫でてみたところ、これまた数回の使用で、靴下に引っかからない、スムーズな肌触りになっていました。これまで、専用のやすりを使ったりクリームを塗ったりと試行錯誤していたのが、こんなにもあっさり解決するとは。
安心のmade in japan 品質への信頼
全身で効果を実感した私は、次に最もデリケートな部分を試してみました。そう、鼻です。Tゾーンの毛穴の黒ずみやざらつきも気になっていたので、タオルを指に巻きつけ、本当に力を入れず、そっと撫でるように使ってみたのです。
お風呂から上がり、鏡を覗き込むと、鼻の頭がツルツルになっているではありませんか!デリケートな顔の皮膚に使うのは少し勇気が要りましたが、優しく使えば、ピーリング後のようなさっぱりとした滑らかさが手に入りました。ただし、顔に使うときは、絶対に力を入れすぎないように、頻度も控えめにするよう自分に言い聞かせています。
この小さなタオル一つで、こんなにも大きな変化があることに驚き、パッケージを改めて見てみると安心の「日本製」の文字。やはり、この特殊なゴム加工技術や、肌に優しい素材へのこだわりは、日本の高い品質基準によるものなのだろうと納得しました。体に直接触れるものだからこそ、この「日本製」という信頼感は、非常に大きな安心材料になります。
ゴムポン生活を長く続けるために
今では、このゴムポンつるつるがバスタイムに欠かせないものとなりました。長く快適に使い続けるために、使用後はお湯でしっかり汚れを洗い流し、風通しの良い場所に吊るして乾かすようにしています。洗濯機は使わず、手洗いでお手入れする手間はありますが、あの「つるつる」の心地よさを知ってしまった今、このひと手間は全く苦になりません。また、水だけでつるつるということは、ボディーソープや洗顔フォームにかかる費用も節約できるのかもしれません。
もし、ボディータオルの買い替えを検討している方や、背中やひじ、かかとなどのザラザラに悩んでいる方がいらっしゃったら、ぜひ一度、この「ゴムポンつるつる」を試してみてほしいです。きっと、私と同じように、その効果に驚き、自分の背中やお尻を触るのが楽しくなるはずです。


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