「お店で買ったミネラルウォーターなのに、飲むとお腹が痛くなる…」 そんな経験、ありませんか?実は私自身、ある種類のミネラルウォーターを飲むとお腹を下してしまうことが何度もありました。
お店で買った有名ブランドの水なのに…なぜ?
生水は加熱しないと危険、という話はよく聞きます。でも、ペットボトルで売られているミネラルウォーターは安全なはず。 それなのに、なぜ体調を崩してしまうのでしょうか?
ミネラルウォーターにも種類があるって知ってましたか?
調べてみると、ミネラルウォーターには「硬度」という分類があることが分かりました。 つまり、同じ「水」でも含まれているミネラルの量が違うんです。
「軟水」「硬水」「鉱水」…違いを知ると納得!
ミネラルウォーターは主に以下の3つに分類されます:
種類 | 特徴 | 含まれるミネラル量 |
---|---|---|
軟水 | 口当たりがまろやかで飲みやすい。日本の水道水もほとんどが軟水。 | 硬度100mg/L以下 |
硬水 | ミネラルが豊富で独特の風味。体質によってはお腹に負担がかかることも。 | 硬度301mg/L以上 |
鉱水 | 地下から汲み上げた水で、ミネラル成分が自然に含まれている。分類は原水の種類による。 | ―(硬度とは別の分類) |
私の場合、どうやら「硬水」を飲むとお腹を壊してしまうようです。 硬水はミネラルが豊富な分、消化器系に負担がかかることもあるそうです。
海外メーカーの水は硬度の高い硬水であることが多いようです。日本国内の水の場合は軟水であることが多いようです。
自分に合った水を選ぶために
ミネラルウォーターを選ぶときは、パッケージの成分表示をチェックしてみましょう。 「硬度」や「原水の種類(鉱水・湧水など)」が書かれているので、自分の体質や目的に合った水を選ぶことができます。
たとえば・・・
軟水を選ぶ目的例
- 後味スッキリした水が飲みたい
- 胃腸に負担をかけたくない
硬水に慣れていない方の普段使いの水には硬度の低い軟水を選ぶのが無難でしょう。
硬水を選ぶ目的例
- ミネラル成分による体調管理や栄養補給をしたい
スポーツ後や熱中症対策としてミネラル補給を目的とする場合は硬水を選ぶと良さそうです。
最後に
体に合わない水を無理して飲む必要はありません。 「水選び」も、快適な暮らしのひとつ。ぜひ、あなたにぴったりの1本を見つけてくださいね。
【参考】ミネラルウォーターの分類と特徴についての詳細は、サントリーの解説ページをご覧ください。
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