ウォシュレット(温水洗浄便座)って本当に便利ですよね。生活に欠かせないインフラと言っても過言ではありません。でも、一つだけずっとモヤモヤしていた悩みがありませんか?
それは、「洗浄後、トイレットペーパーで拭くと紙がボロボロになってカスが残ってしまう問題」、そして「温風乾燥機能は時間がかかりすぎて結局使えない問題」です。
私自身、この問題に長年悩まされてきました。破れないように枚数を重ねて使ってみたり、拭き方を工夫してみたり。試行錯誤の結果、このモヤモヤをスッキリ解消し、QOL(生活の質)を爆上げした方法をご紹介します。
なぜ紙がボロボロになるのか?原因は「紙の弱さ」
まず、問題の根本原因を理解しましょう。紙がボロボロになるのは、単純に「トイレットペーパーが水に弱い」からです。通常のトイレットペーパーは、水に溶けやすく作られています(排水管詰まりを防ぐため)。
しかし、ウォシュレットで濡れた肌にその紙を当てると、水分を一気に吸いすぎてしまい、紙の繊維が崩壊してしまいます。結果として、いくら丁寧に拭いても、湿った紙のカスが肌に残って不快な思いをするわけです。
私の場合は、特に急いでいる朝などは、破れまいとして紙を大量に取ってしまい、それがまた「もったいない」という罪悪感につながっていました。
温風乾燥は「仕上げ」に使う
次に、「温風乾燥」の使い方を見直しましょう。多くの方が誤解しているのですが、温風乾燥は「洗浄後のすべての水分をゼロから乾かす機能」ではありません。
もし、洗浄直後の水分を温風だけで完全に乾かそうとすると、確かに5分以上は軽くかかり、とても非効率的です。
【温風乾燥の正しいステップ】
- 温水洗浄:いつも通り洗浄します。
- 軽く「押し当て拭き」:トイレットペーパーを軽く肌に当てて、水滴の塊だけをさっと吸い取ります。
- 温風乾燥:ここでスイッチを入れ、5秒から10秒だけ温風を当てます。
この「押し当て拭き」で大まかな水分がなくなっているため、温風乾燥は「仕上げの数秒」で十分な効果を発揮します。肌は瞬時にサラサラになり、下着が湿る不快感も完全に解消します。
最高の解決策は「シャワートイレ専用ペーパー」の導入
上記の方法で快適さは向上しましたが、やはり「押し当て拭き」の際に紙がボロボロになるストレスは残りました。そこでたどり着いたのが、「シャワートイレ専用」のトイレットペーパーです。
特に大王製紙の「エリエール シャワートイレのためにつくった 吸水力が2倍のトイレットペーパー」は、私の長年の悩みを一発で解消してくれました。
【「吸水力2倍」ペーパーがすごい理由】
- 濡れても本当に破れない: 特殊なエンボス加工により、濡れたときの紙の丈夫さが格段に向上しています。重ね拭きをしなくても、力を入れずに「ポン」と当てるだけでしっかり水分を吸収し、紙が残ることがありません。
- 吸水力が約2倍: 従来の紙と比べて吸水力が非常に高いため、サッと当てるだけで水分をごっそり吸い取ってくれます。この効率の良さが、ボロボロ防止とカス残りの解消に直結しています。
実は「安上がり」? コスパの逆転現象
「シャワートイレ専用の紙は、普通の紙より少し高い」というイメージがあります。私も最初はそう思っていましたが、使ってみてコストパフォーマンス(コスパ)の認識が変わりました。
| 項目 | 従来の紙 | シャワートイレ専用の紙 |
| 価格(1ロール) | 低い | 高い |
| 1回の使用長さ | 長い(ボロボロを恐れて重ねて使う) | 短い(吸水力が高く、重ねる必要がない) |
| トータルコスト | 結果的に使用量が多くなり、高くなる可能性あり | 1回の使用量が減るため、安くなる可能性あり |
従来の紙で「ボロボロになるから」と無駄に5〜6枚重ねて使っていたのが、専用紙ならわずかな枚数で足りるようになりました。吸水力2倍ということは単純に考えて紙の使用量は半分で良いってことです。
あるとき、いつもの紙とこの専用紙の減り方を比較してみたところ、予想通り、専用紙の方が1ロールあたりの持ちが長く、トータルでかかる費用はさほど変わらない、あるいはむしろ安上がりになっていることに気づきました。
快適さは日々の生活の質を上げる
トイレットペーパーと温風乾燥の使い方を少し見直すだけで、毎日のトイレタイムがこれほど快適になるのかと驚きました。
もし今、あなたが私と同じようにウォシュレット後の「紙のボロボロ」「カス残り」「乾かない」という問題に悩んでいるなら、ぜひ一度「吸水力が高いシャワートイレ専用のペーパー」と「温風乾燥は仕上げに使う」という手順を試してみてください。
今回紹介した「エリエール シャワートイレのためにつくった 吸水力が2倍のトイレットペーパー」は静岡県島田市などのふるさと納税の返礼品にも選ばれています。気になる方は対象地域への寄付を検討してみるのも良いかもしれません。
毎日のちょっとした不快感が解消されるだけで、日々の生活の質はぐっと向上しますよ。


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