ディスプレイを増やして作業効率アップ!1日15分の時短とマルチモニタ環境のつくり方

ディスプレイを増やして作業効率アップ!1日15分の時短とマルチモニタ環境のつくり方

パソコンでの作業時間が長くなるほど、画面の狭さが気になってくる。 資料を見ながら文章を書く、画像を確認しながら編集する、複数のアプリを同時に操作する…。そんなとき、ウィンドウの切り替えやスクロールの手間がじわじわと集中力を削っていく。

そこで試してみたのが、ディスプレイの増設。現在は3画面構成で作業しているが、これが驚くほど快適だった。この記事では、実際に導入して感じた作業効率の変化と、ディスプレイを増やすための具体的な機器構成、そして明確な時短効果について紹介する。

目次

3画面構成の作業環境

現在のディスプレイ配置は以下の通り

  • 正面:メイン作業用(ブログ執筆、画像編集など)
  • 左側:資料表示用(ブラウザ、PDF、参考画像など)
  • 右側:操作系(エクスプローラ、設定画面、音楽プレイヤーなど)

これにより、ウィンドウの切り替えや拡大縮小の操作が激減。3台とも高さを揃え、左右のモニタは少し内側に向けて視線移動が自然になるように配置している。作業の流れが途切れにくくなり、集中力が持続しやすくなった。

一画面時代の“見えない手間”

以前は一画面で作業していたため、資料と作業ウィンドウを並べるために縮小表示したり、スクロールしたり、タスクバーからウィンドウを呼び出しては前面に表示させる…という操作を何度も繰り返していた。

例えば、1回のウィンドウ切り替えに約3秒、スクロールや拡大縮小に約5秒かかると仮定すると、1日で100回以上の操作が発生する。 合計すると、約15分〜20分が“表示の調整”だけに使われていたことになる。 この時間は、ブログの1段落を書けるくらいのボリュームに相当する。 しかも、操作のたびに集中が途切れるため、実際の作業効率への影響はさらに大きい。

ディスプレイ増設に必要な機器構成

ディスプレイを増やすには、パソコン側の映像出力端子がいくつあるかを確認する必要がある。 一般的な端子の種類は以下の通り。

  • HDMI(最も一般的。テレビにも使われる)
  • DisplayPort(高解像度・高リフレッシュレートに対応)
  • USB-C(映像出力対応のものに限る)
  • DVI(やや古めの規格)
  • VGA(さらに古い。アナログ接続)

例えば、ノートパソコンにHDMI端子が1つしかない場合、1台の外部モニタしか直接接続できない。2台以上のモニタを使いたい場合は、以下のような方法がある。

1. 映像出力端子が複数あるPCを使う

デスクトップPCなら、グラフィックボードにHDMIやDisplayPortが複数搭載されていることが多い。 例えば、HDMI×1、DisplayPort×2の構成なら、3台のモニタを直接接続できる。

2. USB-C端子を活用する

USB-C端子が映像出力に対応している場合、USB-C to HDMI変換アダプタを使ってモニタに接続できる。 ただし、すべてのUSB-C端子が映像出力に対応しているわけではないので、仕様を確認する必要がある。

3. USB接続の外部グラフィックアダプタを使う

USBポートに接続するタイプの外部グラフィックアダプタを使えば、映像出力端子が足りない場合でもモニタを増設できる。 例えば「USB 3.0 to HDMIアダプタ」などが市販されている。

4. ドッキングステーションを使う

ノートPCの場合、USB-C対応のドッキングステーションを使うことで、HDMIやDisplayPortなど複数の映像出力端子を一括で増やすことができる。 電源供給やUSBポートの拡張も同時にできるため、作業環境の整理にも役立つ。

モニタ側の対応も重要

パソコン側の端子に合わせて、モニタ側も対応している必要がある。 例えば、PCがDisplayPort出力で、モニタがHDMI入力しかない場合は「DisplayPort to HDMI変換アダプタ」が必要になる。 また、解像度やリフレッシュレートの違いによって、表示の滑らかさや文字の見やすさが変わるため、なるべく同じメーカー・同じサイズのモニタを選ぶと快適。

実際に使ってみて感じたこと

3画面構成にしてから、作業の流れが格段にスムーズになった。 ウィンドウの切り替えやスクロールの回数が減り、視線の移動も自然。 以前は「作業に集中するために環境を整える」必要があったが、今では「環境が集中を支えてくれる」状態になっている。

また、目の疲れや肩こりも軽減された。画面の高さを揃えたことで、首の動きが安定し、長時間の作業でも負担が少ない。 作業効率だけでなく、身体への負担も減らせるのは大きなメリットだと感じている。

まとめ

ディスプレイを増やすことで、作業効率と快適さが大きく向上する。 1日あたり15分以上の時短効果が得られ、集中力の持続時間も伸びる。 ただし、映像出力端子の種類や数、モニタの対応端子、変換アダプタの有無など、事前に確認すべきポイントは多い。 それでも、一度環境を整えてしまえば、日々の作業が驚くほどスムーズになる。

もし今、一画面で作業していて「なんとなく疲れる」「作業が途切れがち」と感じているなら、ディスプレイの増設を検討してみてほしい。 ちょっとした構成の工夫で、作業の質と時間が大きく変わるはずだ。

何といっても、たくさんの画面に囲まれて作業している自分の姿がプロっぽく見える気がするのが最大のメリット(笑)気分をアゲて楽しく作業しよう!

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