気がつけば、毎年のようにピカチュウドーナツを買い続けています。最初は話題になっていたから試しに買っただけのつもりが、気づけば冬の楽しみのひとつになっていました。写真を並べてみると、年ごとの変化がはっきりしていて、ちょっとした成長記録のようにも見えてきます。
初年度の“面白ピカチュウ”時代
最初の年は、とにかく個体差がすごかった印象があります。目の位置がずれていたり、ほっぺが片方だけ下がっていたり、口が妙に斜めだったり。お店で注文するたびに、どんな表情の子がやってくるのかちょっとした運試しのようでした。SNSでも「うちのピカチュウ見てください」といった投稿がたくさん流れてきて、あのカオス感も含めて盛り上がっていた気がします。
今振り返ると、あの不揃いさも魅力のひとつでした。手作業ならではのゆるさがあって、どの子も愛嬌がありました。

2018年の初代ピカチュウドーナツ。私のもとにやってきたピカチュウは結構美形だったと思います。ニヒルな笑顔。ちょっと薄毛かな?
年を追うごとに整っていくデザイン
翌年以降は、明らかに仕上がりが安定してきました。目や口の位置が整い、全体のバランスも落ち着いてきて、いわゆる“面白ピカチュウ”はほとんど見かけなくなりました。お店によって多少の違いはあるものの、どれを選んでも安心できる仕上がりになっていった印象です。
この頃から、ピカチュウ以外のポケモンが登場する年も増えて、シリーズ全体がにぎやかになっていきました。イーブイやポッチャマ、カビゴンなど、その年のテーマに合わせたラインナップが並び、選ぶ楽しさも増えていきました。

2021年のイーブイ。可愛いし美味しい。
立体感や質感へのこだわりが強まった時期
2021年頃からは、ただ顔を再現するだけではなく、立体感や質感にこだわったデザインが増えてきました。耳の形がよりしっかりしてきたり、コーティングの仕上げが丁寧になったり、写真に撮ったときの存在感がぐっと増したように感じます。
このあたりから、毎年「今年はどんな仕上がりなんだろう」と期待するようになりました。単なるコラボ商品というより、季節のイベントのような感覚に近くなっていった気がします。

2022年版ピカチュウ。ちょっと青筋が浮いている?整った顔立ちに滑らかな肌ツヤ。

2023年版ピカチュウ。青筋感アップ。怒ってる?肌ツヤもマシマシ。前年の方が可愛い印象。

2024年版ピカチュウ。可愛らしい顔立ちに進化。仕上がってきました。だけど頭皮がボコボコしてる。
2025年版の大きな変化
そして2025年版は、これまでとは明らかに方向性が変わりました。写真を見ても分かるように、表面がふわっとしたクラムで覆われていて、まるで毛並みを表現しているかのような仕上がりです。これまでのツルッとしたチョココーティングとはまったく違う質感で、初めて見たときは思わず手が止まりました。
色味も少し柔らかく、全体の雰囲気がぬいぐるみのようです。食べる前にしばらく眺めてしまうタイプの可愛さで、シリーズの中でも特に印象に残る年になりました。

2025年版ピカチュウ。大革命!ふわふわ毛並みを表現。食感もサクカリで美味しい。頬っぺたがマーブルチョコからいちごチョコのコーティングに変更。作るのがとても大変そうです。
コラボ終了後にひっそり現れる“ベアドーナツ”
毎年の楽しみといえば、実はもうひとつあります。ポケモンコラボが終わったあとに、短期間だけ登場するクマ型のドーナツです。“ベアドーナツ”と呼ばれていて、ピカチュウの型をそのまま使っていると思われます。どことなく面影が残っています。
派手な宣伝があるわけではないのに、毎年のようにひっそりと並んでいて、見つけると少しうれしくなります。コラボの余韻を楽しむような存在で、これもまた冬の風物詩になっています。

ベア?
写真で振り返る楽しさ
こうして写真を並べてみると、毎年の変化がよく分かります。初年度のゆるい表情から始まり、年々整っていき、立体感が増し、ついには質感まで表現するようになりました。食べ物でありながら、シリーズとしての進化を感じられるのが面白いところです。
来年はどんな姿で登場するのか、今から少し楽しみになっています。毎年買っていると、ちょっとした記録のようになっていくのも良いものです。写真を見返すだけで、その年の雰囲気や出来事まで思い出せるような気がします。
また新しいピカチュウに出会えたら、今年の一枚として残しておこうと思います。


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