お正月が明けてしばらく経ちました。今年の年末年始はとにかく自分を甘やかすと決めていたので、デパ地下で少し高めのお惣菜を買い込み、おしゃれなパン屋さんの香ばしいパンを毎日のように並べて、心ゆくまで美味しいものを楽しみました。
旅行に行くことを考えれば、近場で贅沢をするのは意外とコストパフォーマンスが良いものです。移動の疲れもありませんし、その分をすべて食の充実に充てられる。そんな風に自分に言い聞かせながら、エビチリや鳥の香味揚げ、出汁の染みた煮物などを囲む時間は本当に格別でした。
しかし、そんな至福の時間の代償は、ある日突然やってきました。久しぶりに仕事用の服に袖を通した瞬間、明らかな違和感を覚えたのです。ウエストが苦しい。ボタンを留める手に力が入る。鏡の前に立つまでもなく、体が重くなっていることを実感しました。いわゆる食っちゃ寝の生活による正月太りです。
反省はしましたが、食べてしまったものは仕方がありません。そこで、この「きつくなった服」を再びスムーズに着こなすために、生活の中に運動を取り入れることにしました。
坂道と早歩きで体を起こす
まず始めたのが、休日の散歩です。ただ平坦な道を歩くのではなく、あえて少し小高い丘の上にある公園を目的地に設定しました。坂道を登る動作は、平地を歩くよりもずっと足腰に負荷がかかります。息が少し上がるくらいのペースで、往復1時間から2時間ほどかけてじっくり歩いています。
平日はまとまった時間が取れないため、朝の時間を活用しています。あまり人が出歩いていない早朝に10分ほどの早歩きを始めました。自分の中では走っているつもりで、腕を大きく振ってリズムよく進むようにしています。これだけでも、体がポカポカと温まり、頭がシャキッと冴える感覚があります。
さらに、お昼休みもじっとしてはいません。食後の30分ほどを散歩に充てて、食べたものが脂肪として定着する前に少しでもエネルギーとして消費できるよう意識しています。外の空気を吸うことは、午後の仕事に向けての良い気分転換にもなっています。
室内でできる習慣を取り入れる
天気が悪い日や、どうしても外に出るのが億劫な日もあります。そんな時はYouTubeで見つけた動画を参考に、部屋の中で体を動かしています。最近のお気に入りは、スワイショーという体操です。腕を前後にブラブラと振るだけの単純な動きですが、全身の力が抜けて巡りが良くなるような気がして、リラックス効果も感じています。
また、朝出かける前のルーティンとして、プランクを40秒間取り入れています。板のように体を真っ直ぐに保つのは意外と大変で、たった40秒でもお腹周りにかなりの刺激がいきます。寝る前には、ベッドの上に足を交互に上げるモモ上げ運動を50回。寝る前の数分間でできることなので、今のところ無理なく続けられています。
こうした運動を始めてから、少しずつ筋肉痛が出るようになりました。最初は「やりすぎかな」と不安になりましたが、それは体が反応している証拠だと思って、筋肉痛がひどい時は負荷を減らすなど、バランスを見ながら調整しています。
継続のコツは「ゆるさ」と「楽しみ」
この生活を始めて、ひとまずは半月が経過しました。劇的な変化とまではいきませんが、重かった体が徐々に元に戻りつつある手応えを感じています。きつかった服も、少しずつですが以前のような絶望感を感じずに着られるようになってきました。
ここで気を引き締め直して、あと半月は今のペースを維持してみようと考えています。無理をして数日でやめてしまうのが一番もったいないので、疲れている時はメニューを軽くし、調子が良い時は坂道を多めに歩く。そんな風に「その日の自分」に合わせて内容を変えるのが、長く続けるコツだと気づきました。
そして何より大切なのは、たまには美味しいものを楽しむことです。先日も、またあのおしゃれなパン屋さんで美味しそうなパンを見つけてしまい、つい買ってしまいました。以前なら「せっかく運動したのに」と罪悪感を抱いたかもしれませんが、今は「これだけ歩いたんだから、美味しく食べよう」とポジティブに捉えています。
美味しいものを食べるために、また明日から歩く。そんな循環が、今の私にはちょうど良いようです。残りの半月も、気負いすぎず、楽しみながら体を整えていきたいと思います。
皆さんも、もし年末年始の余韻が体に残っているなら、まずは数分間の早歩きから始めてみてはいかがでしょうか。自分のペースで進めることが、結局は一番の近道になるはずです。


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